図に示された回路において、電流計Aに2Aの電流が流れているとき、抵抗$r_1$の値を求めます。ただし、$r_1$と$r_2$は同じ抵抗値であり、バッテリーと配線の抵抗は無視できるものとします。バッテリーの電圧は12Vです。

応用数学電気回路オームの法則並列回路抵抗
2025/4/23

1. 問題の内容

図に示された回路において、電流計Aに2Aの電流が流れているとき、抵抗r1r_1の値を求めます。ただし、r1r_1r2r_2は同じ抵抗値であり、バッテリーと配線の抵抗は無視できるものとします。バッテリーの電圧は12Vです。

2. 解き方の手順

まず、r1r_1r2r_2は並列に接続されているので、並列回路の合成抵抗を求めます。r1=r2=rr_1 = r_2 = rとすると、並列回路の合成抵抗RpR_pは、
Rp=r×rr+r=r22r=r2R_p = \frac{r \times r}{r + r} = \frac{r^2}{2r} = \frac{r}{2}
となります。
回路全体に流れる電流は2Aであり、電源電圧は12Vなので、オームの法則V=IRV = IRより、回路全体の抵抗RRは、
R=VI=12V2A=6ΩR = \frac{V}{I} = \frac{12 \text{V}}{2 \text{A}} = 6 \text{Ω}
となります。
回路全体の抵抗は、並列部分の合成抵抗RpR_pに等しいので、R=RpR = R_pとなり、
r2=6Ω\frac{r}{2} = 6 \text{Ω}
r=12Ωr = 12 \text{Ω}
となります。

3. 最終的な答え

抵抗r1r_1の値は12Ωです。

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