回路全体の抵抗を求める問題です。A-B間の合成抵抗を計算します。

応用数学電気回路抵抗合成抵抗Δ-Y変換ブリッジ回路
2025/4/23

1. 問題の内容

回路全体の抵抗を求める問題です。A-B間の合成抵抗を計算します。

2. 解き方の手順

まず、ブリッジ回路の部分の合成抵抗を求めます。上の抵抗をR1=2ΩR_1 = 2\Omega、右の抵抗をR2=4ΩR_2 = 4\Omega、下の抵抗をR3=8ΩR_3 = 8\Omega、左の抵抗をR4R_4とします。ブリッジ回路が平衡しているかどうかを確認します。平衡条件は R1/R2=R3/R4R_1 / R_2 = R_3 / R_4です。この問題の場合、R4=12ΩR_4 = 12\Omegaですので、2/4=8/162 / 4 = 8 / 16となり、16とR4R_4が異なるのでブリッジ回路は平衡していません。
回路を並列回路に書き換えるために、Δ-Y変換を行います。ブリッジ回路のΔ結線をY結線に変換します。Δ結線は、抵抗2Ω2\Omega、抵抗4Ω4\Omega、抵抗12Ω12\Omegaで構成されます。Y結線に変換後の抵抗をRaR_a, RbR_b, RcR_cとします。
Ra=242+4+12=818=49ΩR_a = \frac{2 \cdot 4}{2 + 4 + 12} = \frac{8}{18} = \frac{4}{9}\Omega
Rb=4122+4+12=4818=83ΩR_b = \frac{4 \cdot 12}{2 + 4 + 12} = \frac{48}{18} = \frac{8}{3}\Omega
Rc=2122+4+12=2418=43ΩR_c = \frac{2 \cdot 12}{2 + 4 + 12} = \frac{24}{18} = \frac{4}{3}\Omega
回路は次のようになります。
RAB=Ra+(R2+Rb)(R3+Rc)R2+Rb+R3+RcR_{AB} = R_a + \frac{(R_2 + R_b)(R_3 + R_c)}{R_2 + R_b + R_3 + R_c}
RAB=49+(4+83)(8+43)4+83+8+43=49+(203)(283)483=49+560916=49+560916=49+359=399=1334.33ΩR_{AB} = \frac{4}{9} + \frac{(4 + \frac{8}{3})(8 + \frac{4}{3})}{4 + \frac{8}{3} + 8 + \frac{4}{3}} = \frac{4}{9} + \frac{(\frac{20}{3})(\frac{28}{3})}{\frac{48}{3}} = \frac{4}{9} + \frac{\frac{560}{9}}{16} = \frac{4}{9} + \frac{560}{9 \cdot 16} = \frac{4}{9} + \frac{35}{9} = \frac{39}{9} = \frac{13}{3} \approx 4.33\Omega
選択肢に類似する値がないため、問題文に誤りがある可能性があります。

3. 最終的な答え

選択肢に適切な答えがないため、回答できません。

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