AC=BC=10cmの直角二等辺三角形ABCにおいて、点Pは点Aから辺AC上を毎秒2cmの速さで点Cへ、点Qは点Bから辺BC上を毎秒1cmの速さで点Cへ向かって移動する。点P, Qが同時にA, Bを出発するとき、四角形ABQPの面積が36cm$^2$となるのは、出発してから何秒後か。

幾何学図形面積直角二等辺三角形方程式二次方程式
2025/4/23

1. 問題の内容

AC=BC=10cmの直角二等辺三角形ABCにおいて、点Pは点Aから辺AC上を毎秒2cmの速さで点Cへ、点Qは点Bから辺BC上を毎秒1cmの速さで点Cへ向かって移動する。点P, Qが同時にA, Bを出発するとき、四角形ABQPの面積が36cm2^2となるのは、出発してから何秒後か。

2. 解き方の手順

出発してからtt秒後のAP, BQの長さを考える。
APの長さは2t2t cm、BQの長さはtt cmとなる。
三角形ABCの面積は、12×AC×BC=12×10×10=50\frac{1}{2} \times AC \times BC = \frac{1}{2} \times 10 \times 10 = 50 cm2^2である。
三角形CPQの面積は、
12×CP×CQ=12×(102t)×(10t)\frac{1}{2} \times CP \times CQ = \frac{1}{2} \times (10-2t) \times (10-t) cm2^2となる。
四角形ABQPの面積は、三角形ABCの面積から三角形CPQの面積を引いたものなので、
5012(102t)(10t)=3650 - \frac{1}{2} (10-2t)(10-t) = 36
12(102t)(10t)=5036=14\frac{1}{2} (10-2t)(10-t) = 50 - 36 = 14
(102t)(10t)=28(10-2t)(10-t) = 28
10010t20t+2t2=28100 - 10t - 20t + 2t^2 = 28
2t230t+72=02t^2 - 30t + 72 = 0
t215t+36=0t^2 - 15t + 36 = 0
(t3)(t12)=0(t-3)(t-12) = 0
t=3,12t=3, 12
ただし、点Pは毎秒2cmでAC=10cmを進むので、5秒で点Cに到着する。また、点Qは毎秒1cmでBC=10cmを進むので、10秒で点Cに到着する。
よって、ttの値は0<t50 < t \le 5を満たす必要がある。
したがって、t=3t=3となる。

3. 最終的な答え

3秒後

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