与えられた2直線が、それぞれ平行であるか、垂直であるかを判定する問題です。4組の直線について、それぞれ判定を行います。

幾何学直線平行垂直傾き方程式
2025/6/12

1. 問題の内容

与えられた2直線が、それぞれ平行であるか、垂直であるかを判定する問題です。4組の直線について、それぞれ判定を行います。

2. 解き方の手順

直線 l1:y=m1x+b1l_1: y = m_1 x + b_1 と 直線 l2:y=m2x+b2l_2: y = m_2 x + b_2 があるとき、
* l1l_1l2l_2 が平行である条件は、m1=m2m_1 = m_2 です。
* l1l_1l2l_2 が垂直である条件は、m1m2=1m_1 m_2 = -1 です。
直線の方程式が ax+by+c=0ax + by + c = 0 の形で与えられている場合は、y=mx+by = mx + b の形に変形して傾き mm を求めます。
(1) y=4x+1y = 4x + 1y=4x3y = 4x - 3
傾きはそれぞれ 4 と 4 です。傾きが等しいので、平行です。
(2) y=3x1y = 3x - 1x+3y+2=0x + 3y + 2 = 0
x+3y+2=0x + 3y + 2 = 0yy について解くと、3y=x23y = -x - 2 より、y=13x23y = -\frac{1}{3}x - \frac{2}{3} となります。
傾きはそれぞれ 3 と 13-\frac{1}{3} です。3×(13)=13 \times (-\frac{1}{3}) = -1 となるので、垂直です。
(3) 2x+3y=32x + 3y = 34x+6y=54x + 6y = 5
2x+3y=32x + 3y = 3yy について解くと、3y=2x+33y = -2x + 3 より、y=23x+1y = -\frac{2}{3}x + 1 となります。
4x+6y=54x + 6y = 5yy について解くと、6y=4x+56y = -4x + 5 より、y=46x+56=23x+56y = -\frac{4}{6}x + \frac{5}{6} = -\frac{2}{3}x + \frac{5}{6} となります。
傾きはそれぞれ 23-\frac{2}{3}23-\frac{2}{3} です。傾きが等しいので、平行です。
(4) 3x+4y=23x + 4y = 24x3y=14x - 3y = 1
3x+4y=23x + 4y = 2yy について解くと、4y=3x+24y = -3x + 2 より、y=34x+12y = -\frac{3}{4}x + \frac{1}{2} となります。
4x3y=14x - 3y = 1yy について解くと、3y=4x13y = 4x - 1 より、y=43x13y = \frac{4}{3}x - \frac{1}{3} となります。
傾きはそれぞれ 34-\frac{3}{4}43\frac{4}{3} です。(34)×(43)=1(-\frac{3}{4}) \times (\frac{4}{3}) = -1 となるので、垂直です。

3. 最終的な答え

(1) 平行
(2) 垂直
(3) 平行
(4) 垂直

「幾何学」の関連問題

$|\vec{a}| = 2$, $|\vec{b}| = 1$ で、$\vec{a} + \vec{b}$ と $2\vec{a} - 5\vec{b}$ が垂直であるとき、$\vec{a}$ と ...

ベクトル内積ベクトルのなす角
2025/6/12

問題1:$|\vec{a}|=4, |\vec{b}|=3, |\vec{a}+2\vec{b}|=2\sqrt{10}$ を満たすとき、以下の値を求める。 (1) $\vec{a} \cdot \v...

ベクトル内積ベクトルの大きさ
2025/6/12

$\triangle OAB$において、辺$AB$を$2:3$の比に内分する点を$L$, 辺$OA$の中点を$M$とし、線分$OL$と線分$BM$の交点を$P$とするとき、$BP:PM$を求めよ。

ベクトル内分点線分の比平面幾何
2025/6/12

$\triangle OAB$において、辺$AB$を$2:3$に内分する点を$L$、辺$OA$の中点を$M$とする。線分$OL$と線分$BM$の交点を$P$とするとき、$BP:PM$の比を求めよ。

ベクトル内分交点
2025/6/12

三角形OABにおいて、辺ABを2:3に内分する点をL、辺OAの中点をMとする。線分OLと線分BMの交点をPとするとき、線分BPと線分PMの比(BP:PM)を求める。

ベクトル内分点線形結合ベクトルの演算
2025/6/12

$\triangle OAB$ において、辺 $AB$ を $2:3$ に内分する点を $L$、辺 $OA$ の中点を $M$ とし、線分 $OL$ と線分 $BM$ の交点を $P$ とするとき、$...

ベクトル内分点線分の交点図形
2025/6/12

四面体OABCにおいて、AB=5, BC=7, CA=8, OA=OB=OC=7である。 (1) ∠BACの大きさと、△ABCの外接円の半径Rを求める。

四面体三角比余弦定理正弦定理外接円空間図形
2025/6/12

三角形OABにおいて、辺ABを2:3に内分する点をL、辺OAの中点をMとする。線分OLと線分BMの交点をPとするとき、BP:PMの比を求める。

ベクトル内分三角形線分
2025/6/12

円に内接する四角形ABCDにおいて、$AB=CD=2$, $BC=3$, $\angle DAB = 120^\circ$である。 (1) 対角線BDと辺ADの長さを求めよ。 (2) 四角形ABCDの...

四角形余弦定理面積三角比
2025/6/12

与えられた三角形ABCにおいて、以下の3つの問題について指定された辺の長さを求めます。 (1) $a=2, b=2\sqrt{3}, C=30^\circ$のとき、$c$を求める。 (2) $a=\s...

三角形余弦定理辺の長さ
2025/6/12