四面体OABCにおいて、AB=5, BC=7, CA=8, OA=OB=OC=7である。 (1) ∠BACの大きさと、△ABCの外接円の半径Rを求める。

幾何学四面体三角比余弦定理正弦定理外接円空間図形
2025/6/12

1. 問題の内容

四面体OABCにおいて、AB=5, BC=7, CA=8, OA=OB=OC=7である。
(1) ∠BACの大きさと、△ABCの外接円の半径Rを求める。

2. 解き方の手順

(1) ∠BACの大きさを求める。
余弦定理より、
BC2=AB2+CA22ABCAcosBACBC^2 = AB^2 + CA^2 - 2AB \cdot CA \cos∠BAC
72=52+82258cosBAC7^2 = 5^2 + 8^2 - 2 \cdot 5 \cdot 8 \cos∠BAC
49=25+6480cosBAC49 = 25 + 64 - 80 \cos∠BAC
80cosBAC=25+644980 \cos∠BAC = 25 + 64 - 49
80cosBAC=4080 \cos∠BAC = 40
cosBAC=4080=12\cos∠BAC = \frac{40}{80} = \frac{1}{2}
よって、BAC=60∠BAC = 60^\circ
次に、△ABCの外接円の半径Rを求める。
正弦定理より、
BCsinBAC=2R\frac{BC}{\sin∠BAC} = 2R
7sin60=2R\frac{7}{\sin60^\circ} = 2R
732=2R\frac{7}{\frac{\sqrt{3}}{2}} = 2R
2R=1432R = \frac{14}{\sqrt{3}}
R=73=733R = \frac{7}{\sqrt{3}} = \frac{7\sqrt{3}}{3}

3. 最終的な答え

∠BAC = 6060^\circ
R = 733\frac{7\sqrt{3}}{3}

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