1つの面に色が塗ってある三角錐の展開図が、一辺の長さが6cmの正方形ABCDである。色の塗ってある三角形の頂点をA, P, Qとする。 (1) BPの長さを求める。 (2) この三角錐の表面積を求める。 (3) この三角錐の体積を求める。 (4) この展開図をもう一度組み立て、色が塗ってある面(△APQ)を底面にしたとき、できた三角錐の高さを求める。

幾何学三角錐展開図表面積体積空間図形
2025/4/23

1. 問題の内容

1つの面に色が塗ってある三角錐の展開図が、一辺の長さが6cmの正方形ABCDである。色の塗ってある三角形の頂点をA, P, Qとする。
(1) BPの長さを求める。
(2) この三角錐の表面積を求める。
(3) この三角錐の体積を求める。
(4) この展開図をもう一度組み立て、色が塗ってある面(△APQ)を底面にしたとき、できた三角錐の高さを求める。

2. 解き方の手順

(1) BPの長さは、正方形の一辺の長さが6cmで、BCの長さは6cm、PCの長さは3cmなので、BP=BCPC=63=3BP = BC - PC = 6 - 3 = 3 cm。
(2) この三角錐の表面積は、正方形ABCDの面積に等しい。正方形の一辺の長さが6cmなので、6×6=366 \times 6 = 36 cm2^2
(3) この三角錐の体積は、底面が直角三角形BPCで、高さがABである。
底面積は3×3×12=923 \times 3 \times \frac{1}{2} = \frac{9}{2} cm2^2
高さは6cm。
したがって、体積は92×6×13=9\frac{9}{2} \times 6 \times \frac{1}{3} = 9 cm3^3
(4) 三角錐APQCの体積は9cm3^3である。
△APQの面積を求めます。AQ=3、AP=3、∠PAQ=90°なので、△APQの面積は3×3×12=923 \times 3 \times \frac{1}{2} = \frac{9}{2} cm2^2
三角錐の体積の公式は、体積 = (底面積) * (高さ) / 3。
92×h×13=9\frac{9}{2} \times h \times \frac{1}{3} = 9
32h=9\frac{3}{2}h = 9
h=9×23h = 9 \times \frac{2}{3}
h=6h = 6 cm。

3. 最終的な答え

(1) 3 cm
(2) 36 cm2^2
(3) 9 cm3^3
(4) 6 cm

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