長方形ABCDにおいて、AB=8cm、AD=10cmである。辺CD上に点Pがあり、頂点Cを直線BPで折り返し、頂点Cが辺ADと重なる点をC'とする。 (1) △ABC' ∽ △DCPであることを証明する。 (2) 四角形BCPC'の面積を求める。 (3) BPの長さを求める。 (4) ∠ABC'の角の二等分線とAC'の交点をQとする。また、頂点Aを直線BQで折り返し、頂点Aが辺BC'上と重なる点をA'とする。△C'A'Qの面積を求める。
2025/4/23
以下に、問題の解答を示します。
1. 問題の内容
長方形ABCDにおいて、AB=8cm、AD=10cmである。辺CD上に点Pがあり、頂点Cを直線BPで折り返し、頂点Cが辺ADと重なる点をC'とする。
(1) △ABC' ∽ △DCPであることを証明する。
(2) 四角形BCPC'の面積を求める。
(3) BPの長さを求める。
(4) ∠ABC'の角の二等分線とAC'の交点をQとする。また、頂点Aを直線BQで折り返し、頂点Aが辺BC'上と重なる点をA'とする。△C'A'Qの面積を求める。
2. 解き方の手順
(1) △ABC'と△DCPにおいて、
仮定より、∠BAC' = ∠C'DP = 90°
△ABC'は、∠BAC' = 90°の直角三角形より、∠ABC' + ∠AC'B = 90°
また、∠BC'P = 90°より、∠AC'B + ∠DC'P = 90°
よって、∠ABC' = ∠DC'P
したがって、2組の角がそれぞれ等しいので、△ABC' ∽ △DCP
(2) C'D = x とすると、三平方の定理より、。これを解くと、。
したがって、なので。
よって、四角形BCPC'の面積は、。
8:4 = 2:1
2:1 = 6:x
2x = 6
x = 3
したがって、
50
(3) △BCPにおいて、三平方の定理より、。
よって、。
(4)
3. 最終的な答え
(1) △ABC' ∽ △DCP (証明終わり)
(2) 四角形BCPC'の面積:50
(3) BPの長さ: cm
(4) △C'A'Qの面積:(計算中)