まず、与えられた式を以下のように整理します。
24x2+14x−54y2+21y−90 次に、24x2+14xの部分と−54y2+21yの部分をそれぞれ因数分解することを試みます。 しかし、そのままでは綺麗な形にならないので、全体を因数分解できるかどうかを考えます。
24x2−54y2+14x+21y−90という式を見ると、24と54はどちらも6の倍数、14と21はどちらも7の倍数であることに気づきます。そこで、24x2−54y2の部分を6でくくり、14x+21yの部分を7でくくってみます。 6(4x2−9y2)+7(2x+3y)−90 ここで、4x2−9y2は(2x)2−(3y)2と見なせるので、和と差の積の公式を使って因数分解できます。 4x2−9y2=(2x+3y)(2x−3y) これを与えられた式に代入します。
6(2x+3y)(2x−3y)+7(2x+3y)−90 ここで、2x+3y=Aと置くと、式は 6A(2x−3y)+7A−90=A(12x−18y+7)−90 となります。
元の式に戻って、6(2x+3y)(2x−3y)+7(2x+3y)−90=(2x+3y)[6(2x−3y)+7]−90=(2x+3y)(12x−18y+7)−90 となります。 この形のままでは、さらに因数分解を進めることが難しいです。元の式をもう一度見直してみましょう。
元の式は24x2−54y2+14x+21y−90でした。 24x2+14xの部分と−54y2+21y−90の部分で分けるのではなく、24x2−54y2の部分と14x+21yの部分で分けるのが良さそうです。 24x2−54y2+14x+21y−90=6(4x2−9y2)+7(2x+3y)−90=6(2x−3y)(2x+3y)+7(2x+3y)−90 ここで、A=2x+3yと置くと、 6(2x−3y)A+7A−90=A(12x−18y+7)−90となります。 ここで、2x+3y=k とすると、 6(2x−3y)k+7k−90=k(12x−18y+7)−90=(2x+3y)(12x−18y+7)−90となります。 この問題は、これ以上簡単な形に因数分解できないようです。