A-B間の合成抵抗が6Ωの場合、抵抗 $r$ の値を求める問題です。配線の抵抗は無視できるものとします。回路図には、$7\Omega$, $5\Omega$, $24\Omega$, $15\Omega$, $6\Omega$ の抵抗が配置されています。

応用数学電気回路合成抵抗並列回路直列回路抵抗
2025/4/24

1. 問題の内容

A-B間の合成抵抗が6Ωの場合、抵抗 rr の値を求める問題です。配線の抵抗は無視できるものとします。回路図には、7Ω7\Omega, 5Ω5\Omega, 24Ω24\Omega, 15Ω15\Omega, 6Ω6\Omega の抵抗が配置されています。

2. 解き方の手順

まず、回路図を簡略化します。7Ω7\Omega5Ω5\Omegaの抵抗は直列に接続されているので、合成抵抗は 7+5=12Ω7 + 5 = 12\Omega です。
15Ω15\Omegarrの抵抗は直列に接続されているので、合成抵抗は 15+r15 + r です。
次に、12Ω12\Omega24Ω24\Omegaの抵抗は並列に接続されています。これらの並列合成抵抗を R1R_1 とすると、
R1=12×2412+24=12×2436=28836=8ΩR_1 = \frac{12 \times 24}{12 + 24} = \frac{12 \times 24}{36} = \frac{288}{36} = 8\Omega
同様に、15+r15+r6Ω6\Omegaの抵抗は並列に接続されています。これらの並列合成抵抗を R2R_2 とすると、
R2=(15+r)×615+r+6=6(15+r)21+rR_2 = \frac{(15+r) \times 6}{15+r+6} = \frac{6(15+r)}{21+r}
R1R_1R2R_2は直列に接続されているので、A-B間の合成抵抗は
RAB=R1+R2=8+6(15+r)21+rR_{AB} = R_1 + R_2 = 8 + \frac{6(15+r)}{21+r}
問題より、RAB=6ΩR_{AB} = 6\Omega であるので、
6=8+6(15+r)21+r6 = 8 + \frac{6(15+r)}{21+r}
2=6(15+r)21+r-2 = \frac{6(15+r)}{21+r}
2(21+r)=6(15+r)-2(21+r) = 6(15+r)
422r=90+6r-42 - 2r = 90 + 6r
132=8r-132 = 8r
r=16.5r = -16.5
計算が間違っているようなので、もう一度計算します。
全体の合成抵抗が6Ωなので、R1+R2=6R_1+R_2=6 である必要があり、R1=8R_1 = 8 なので、R2R_2 はマイナスになるはずがない。問題文を見直すと、A-B間の合成抵抗は6Ωではなく62Ωである。
RAB=R1+R2=62R_{AB} = R_1 + R_2 = 62
62=8+6(15+r)21+r62 = 8 + \frac{6(15+r)}{21+r}
54=6(15+r)21+r54 = \frac{6(15+r)}{21+r}
54(21+r)=6(15+r)54(21+r) = 6(15+r)
9(21+r)=15+r9(21+r) = 15+r
189+9r=15+r189+9r = 15+r
8r=1748r = -174
r=21.75r = -21.75
また計算が間違っているようです。
A-B間の合成抵抗は、RAB=R1+R2R_{AB} = R_1 + R_2
R1=122412+24=8R_1 = \frac{12*24}{12+24} = 8
R2=(15+r)615+r+6=90+6r21+rR_2 = \frac{(15+r)*6}{15+r+6} = \frac{90+6r}{21+r}
RAB=8+90+6r21+r=6R_{AB} = 8+\frac{90+6r}{21+r} = 6
これは問題がおかしい。もし、RABR_{AB}6Ω6\Omega ではなく、60Ω60\Omega であれば、
60=8+90+6r21+r60 = 8+\frac{90+6r}{21+r}
52=90+6r21+r52 = \frac{90+6r}{21+r}
52(21+r)=90+6r52(21+r)=90+6r
1092+52r=90+6r1092+52r = 90+6r
46r=100246r = -1002
r=100246r = \frac{-1002}{46}
これも違う。
問題が6Ωではなく、60Ωの場合、R2=52ΩR_2 = 52\Omega となり、並列接続であることから、R2=(15+r)×6(15+r)+6=6r+90r+21=52R_2 = \frac{(15+r) \times 6}{(15+r)+6}= \frac{6r+90}{r+21} = 52
これを解くと、6r+90=52r+10926r+90 = 52r+1092, 46r=100246r = -1002, r=21.78Ωr=-21.78\Omega

3. 最終的な答え

問題文が間違っていると思われます。A-B間の合成抵抗が6Ωあるいは60Ωの場合、選択肢に合う rr の値は存在しません。
しかし、もしA-B間の合成抵抗が12Ω12\Omegaであれば、R2=4ΩR_2 = 4\Omega
6(15+r)21+r=4\frac{6(15+r)}{21+r}=4
6(15+r)=4(21+r)6(15+r)=4(21+r)
90+6r=84+4r90+6r=84+4r
2r=62r=-6
r=3r=-3 これも違う。
したがって、問題文に誤りがあるか、選択肢に正解がないと考えられます。
もし仮に6Ωであれば、R2=2R_2 = -2となりえないのでありえない。
しかし、あえて近似的な値を計算してみます。
r=9の場合 R2=(15+9)6(15+9)+6=14430=4.8ΩR_2 = \frac{(15+9)*6}{(15+9)+6}= \frac{144}{30} = 4.8 \Omega
RAB=8+4.8=12.8ΩR_{AB} = 8+4.8 = 12.8\Omega。これは違う。
r=12の場合 R2=(15+12)621+12=16233=4.9R_2 = \frac{(15+12)*6}{21+12}= \frac{162}{33} = 4.9
RAB=8+4.9=12.9ΩR_{AB} = 8+4.9 = 12.9\Omega。これも違う。
r=3の場合 R2=(15+3)6(21+3)=10824=4.5ΩR_2 = \frac{(15+3)*6}{(21+3)} = \frac{108}{24} = 4.5\Omega
RAB=12.5ΩR_{AB} = 12.5 \Omega
どれも近似的でない。
この問題は解けません。
最終的な答え:解なし (問題文または選択肢に誤りがある可能性が高い)

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