ア: 衝突前後で運動量が保存される。また、摩擦は無視できることから、x軸方向、y軸方向それぞれで運動量保存則が成り立つ。
x成分:衝突前のx方向の運動量は m1v0 であり、衝突後のx方向の運動量は m1vAx+m2vBx である。したがって、 m1v0=m1vAx+m2vBx。これを整理すると、 m1v0=m1vAx+m2vBx。 よって、イはm1v0、ウはm1vAx+m2vBx。 y成分:衝突前のy方向の運動量は0であり、衝突後のy方向の運動量は m1vAy+m2vBy である。したがって、 0=m1vAy+m2vBy。 よって、エは0、オはm1vAy+m2vBy。 tanθB=1の場合、vBy=vBx である。 これを式(2)に代入すると、 0=m1vAy+m2vBxより、vBx=−m2m1vAy。 したがって、キは−m2m1vAy。 vBx=−m2m1vAyを式(1)に代入すると、 m1v0=m1vAx+m2(−m2m1vAy)より、 m1v0=m1vAx−m1vAy。両辺をm1で割ると、v0=vAx−vAy。 したがって、クはvAx−vAy。 tanθA=31 の場合、vAy=31vAxとなる。 v0=vAx−vAyに代入すると、v0=vAx−31vAx=(1−31)vAx。 したがって、vAx=1−31v0=3−13v0=(3−1)(3+1)3(3+1)v0=23+3v0。 したがって、ケは23+3v0。