エレベーターの速度と時間のグラフが与えられています。 (1) 20秒から40秒の間でエレベーターが上向きか下向きか (2) 0秒から15秒、15秒から20秒、20秒から40秒の間のエレベーターの加速度を求める。 (3) 0秒から40秒の間に上昇した距離を求める。

応用数学運動速度加速度グラフ積分台形
2025/4/24

1. 問題の内容

エレベーターの速度と時間のグラフが与えられています。
(1) 20秒から40秒の間でエレベーターが上向きか下向きか
(2) 0秒から15秒、15秒から20秒、20秒から40秒の間のエレベーターの加速度を求める。
(3) 0秒から40秒の間に上昇した距離を求める。

2. 解き方の手順

(1) グラフから、20秒から40秒の間では速度は正の値なので、エレベーターは上に向かっています。
(2) 加速度は速度の時間変化率(グラフの傾き)で計算できます。
* 0秒から15秒:
速度の変化は 120=1212 - 0 = 12 m/s。時間の変化は 150=1515 - 0 = 15 s。
したがって、加速度は a=1215=0.8a = \frac{12}{15} = 0.8 m/s2^2
* 15秒から20秒:
速度の変化は 1212=012 - 12 = 0 m/s。時間の変化は 2015=520 - 15 = 5 s。
したがって、加速度は a=05=0a = \frac{0}{5} = 0 m/s2^2
* 20秒から40秒:
速度の変化は 012=120 - 12 = -12 m/s。時間の変化は 4020=2040 - 20 = 20 s。
したがって、加速度は a=1220=0.6a = \frac{-12}{20} = -0.6 m/s2^2
(3) 0秒から40秒の間に上昇した距離は、グラフの下の面積で計算できます。グラフは台形なので、台形の面積を計算します。
台形の面積は (上底+下底)×高さ2\frac{(上底 + 下底) \times 高さ}{2}で求めることができます。
上底は20、下底は40、高さは12なので
上昇距離は、
s=(20+40)×122=60×122=360s = \frac{(20+40) \times 12}{2} = \frac{60 \times 12}{2} = 360 m。

3. 最終的な答え

(1) 上に向かって
(2)
* 0秒から15秒:0.80.8 m/s2^2
* 15秒から20秒:00 m/s2^2
* 20秒から40秒:0.6-0.6 m/s2^2
(3) 360360 m

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