五角形ABCDEの辺上を点PがAからB,C,Dの順に毎秒1cmの速さで移動します。点PがAを出発してからx秒後の△APEの面積を$y cm^2$とするとき、以下の問いに答えます。 (1) 点PがAを出発してから3秒後の△APEの面積を求めます。 (2) $0 \leqq x \leqq 5$, $5 \leqq x \leqq 13$, $13 \leqq x \leqq 15$のそれぞれの場合について、$y$を$x$の式で表します。 (3) (2)で求めた各場合について、$x$と$y$の関係をグラフで表します。

幾何学図形面積グラフ五角形
2025/4/26
はい、承知いたしました。問題を解いていきましょう。

1. 問題の内容

五角形ABCDEの辺上を点PがAからB,C,Dの順に毎秒1cmの速さで移動します。点PがAを出発してからx秒後の△APEの面積をycm2y cm^2とするとき、以下の問いに答えます。
(1) 点PがAを出発してから3秒後の△APEの面積を求めます。
(2) 0x50 \leqq x \leqq 5, 5x135 \leqq x \leqq 13, 13x1513 \leqq x \leqq 15のそれぞれの場合について、yyxxの式で表します。
(3) (2)で求めた各場合について、xxyyの関係をグラフで表します。

2. 解き方の手順

(1) 点PがAを出発してから3秒後は、辺AB上にあります。
APの長さは3cm3cmです。
△APEの面積は、底辺をAP、高さをAEと考えると、
y=12×3×4=6y = \frac{1}{2} \times 3 \times 4 = 6
したがって、△APEの面積は6cm26cm^2です。
(2)
ア. 0x50 \leqq x \leqq 5のとき、点Pは辺AB上にあります。
APの長さはxcmx cmなので、△APEの面積yyは、
y=12×x×4=2xy = \frac{1}{2} \times x \times 4 = 2x
イ. 5x135 \leqq x \leqq 13のとき、点Pは辺BC上にあります。
点Aから辺BCに垂線を下ろし、その交点をHとすると、AH = 4 cmです。
したがって、△APEの面積yyは、
y=12×5×4=10y = \frac{1}{2} \times 5 \times 4 = 10
これは点PがBからCまで移動する間、△APEの面積は一定です。
ウ. 13x1513 \leqq x \leqq 15のとき、点Pは辺CD上にあります。
点PがCからDまで移動する時の三角形APEの面積を考えると、これは台形AECDから三角形PEDを引いた面積と考えることができます。
点Pの移動距離はx13x-13なので、PDの長さは2(x13)=15x2-(x-13) = 15-x
三角形PEDの面積は12×(15x)×4=2(15x)=302x\frac{1}{2}\times(15-x) \times 4 = 2(15-x) = 30-2x
台形AECDの面積は12×(5+2)×4=14\frac{1}{2}\times(5+2)\times 4 = 14
三角形APEの面積は 14(302x)=2x1614-(30-2x) = 2x-16
(3)
ア. y=2xy = 2x (0x50 \leqq x \leqq 5)
イ. y=10y = 10 (5x135 \leqq x \leqq 13)
ウ. y=2x16y = 2x-16 (13x1513 \leqq x \leqq 15)
グラフについては、それぞれの範囲において直線を書けば良いです。
0x50 \leqq x \leqq 5のとき、傾き2の直線
5x135 \leqq x \leqq 13のとき、y=10の直線
13x1513 \leqq x \leqq 15のとき、傾き2の直線

3. 最終的な答え

(1) 6 cm2cm^2
(2)
ア. y=2xy = 2x (0x50 \leqq x \leqq 5)
イ. y=10y = 10 (5x135 \leqq x \leqq 13)
ウ. y=2x16y = 2x-16 (13x1513 \leqq x \leqq 15)
(3) グラフは上記の方程式に基づいて描画します。

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