ドップラー効果の公式を用いる。音源が近づく場合と遠ざかる場合で、観測者が観測する振動数が異なる。
音の速さをV、音源の速度をv、音源の振動数をf0とすると、観測者が観測する振動数fは、音源が近づくときは、 f=V−vVf0 音源が遠ざかるときは、
f=V+vVf0 となる。
この問題では、V=340m/s、近づくときの振動数はf1=918Hz、遠ざかるときの振動数はf2=816Hzである。よって、 918=340−v340f0 816=340+v340f0 まず、f0を消去するために、2つの式を割る。 816918=340+v340340−v340=340−v340+v 918(340−v)=816(340+v) 312120−918v=277440+816v 34680=1734v v=173434680=20 m/s 918=340−20340f0=320340f0=1617f0 f0=1716×918=16×54=864 Hz