与えられた図と情報から、膝と股関節の位置ベクトル、太腿の長さ、脚に作用する力のベクトル、力の大きさ、および力の向きを求める問題です。

応用数学ベクトル力学三角関数物理
2025/4/27

1. 問題の内容

与えられた図と情報から、膝と股関節の位置ベクトル、太腿の長さ、脚に作用する力のベクトル、力の大きさ、および力の向きを求める問題です。

2. 解き方の手順

* **位置ベクトル:**
* 膝の位置ベクトル (rkneer_{knee}) は、xx 座標が 1.7 m、 yy 座標が 0.2 m であるため、rknee=(1.7i+0.2j)mr_{knee} = (1.7 \mathbf{i} + 0.2 \mathbf{j}) \, \text{m}となります。
* 股関節の位置ベクトル (rhipr_{hip}) は、xx 座標が 2.1 m、 yy 座標が 0.6 m であるため、rhip=(2.1i+0.6j)mr_{hip} = (2.1 \mathbf{i} + 0.6 \mathbf{j}) \, \text{m}となります。
* **太腿の長さ:**
* 太腿の長さは、膝と股関節の距離を計算することで求められます。
* Δx=2.11.7=0.4m\Delta x = 2.1 - 1.7 = 0.4 \, \text{m}
* Δy=0.60.2=0.4m\Delta y = 0.6 - 0.2 = 0.4 \, \text{m}
* 太腿の長さ =(Δx)2+(Δy)2=(0.4)2+(0.4)2=0.16+0.16=0.320.566m= \sqrt{(\Delta x)^2 + (\Delta y)^2} = \sqrt{(0.4)^2 + (0.4)^2} = \sqrt{0.16 + 0.16} = \sqrt{0.32} \approx 0.566 \, \text{m}
* 選択肢から最も近い値を選択します。
* **力ベクトル:**
* 力ベクトル (FF) は、xx 成分が -800 N、 yy 成分が 1500 N であるため、F=(800i+1500j)NF = (-800 \mathbf{i} + 1500 \mathbf{j}) \, \text{N} となります。
* **力の大きさ:**
* 力の大きさは、力ベクトルの絶対値として計算されます。
* F=(800)2+(1500)2=640000+2250000=2890000=1700N|F| = \sqrt{(-800)^2 + (1500)^2} = \sqrt{640000 + 2250000} = \sqrt{2890000} = 1700 \, \text{N}
* **力の向き:**
* 力の向きは、θ=arctan(yx)\theta = \arctan(\frac{y}{x}) で計算されます。
* θ=arctan(1500800)=arctan(1.875)1.08rad\theta = \arctan(\frac{1500}{-800}) = \arctan(-1.875) \approx -1.08 \, \text{rad}
* ただし、角度は象限を考慮する必要があります。 この場合、 xx 成分が負で yy 成分が正なので、第2象限の角度を求める必要があります。
* θ=arctan(1.875)+π2.06rad\theta = \arctan(-1.875) + \pi \approx 2.06 \, \text{rad}
* 度数法に変換すると、 θ2.06rad180π118degrees\theta \approx 2.06 \, \text{rad} * \frac{180}{\pi} \approx 118 \, \text{degrees}
* 問題に最も近い値を選択します。 180-118 = 62 degrees

3. 最終的な答え

rknee=(1.7i+0.2j)mr_{knee} = (1.7 \mathbf{i} + 0.2 \mathbf{j}) \, \text{m}
rhip=(2.1i+0.6j)mr_{hip} = (2.1 \mathbf{i} + 0.6 \mathbf{j}) \, \text{m}
太腿の長さ = 0.53 m
F=(800i+1500j)NF = (-800 \mathbf{i} + 1500 \mathbf{j}) \, \text{N}
F=1700N|F| = 1700 \, \text{N}
θ=1.08rad\theta = 1.08 \, \text{rad}
θ=62degrees\theta = 62 \, \text{degrees}

「応用数学」の関連問題

画像に記載された経済学の練習問題です。具体的には、以下の3つの大問があります。 * 大問1:与えられた数値を2の累乗の形で表現する。 * 大問2:利子率と預金額から、一定期間後の預金残高やGD...

複利計算経済成長指数関数GDP人口減少
2025/4/28

(1) $x^2 + y^2 \le 4$ と $y - \sqrt{3}x \le -2$ をともに満たす領域を図示し、その面積を求める。 (2) $x, y$ が不等式 $-x + 2y \le ...

領域図示最大値最小値不等式直線面積
2025/4/27

問題233の(1)、問題234の(2)、問題234の(3)を計算する問題です。 (1) $\cos 75^\circ \sin 15^\circ$ (2) $\sin 15^\circ \sin 10...

三角関数積和の公式三角関数の計算
2025/4/27

問1と同じ内積に関して、次のベクトルのノルムを求めます。 (1) $u = \begin{bmatrix} 1 \\ -4 \\ -1 \end{bmatrix}$ (2) $u = \begin{b...

線形代数ベクトルノルム積分
2025/4/27

等加速度直線運動の速度と変位の公式から時間 $t$ を消去し、$v^2 - v_0^2$ の値を求める問題です。ここで、$v$ は最終速度、$v_0$ は初速度です。

物理運動等加速度直線運動公式変形
2025/4/27

問題は、ある商品の費用関数 $f(x) = x^3 - x^2 + 2x + c$ が与えられており、商品の売り上げと利益に関する条件から、$f(x)$ の式を決定し、さらに関数の最大値を求める問題で...

費用関数最大値微分最適化数式処理
2025/4/27

与えられた波の変位 $\psi(x, t)$ または溶質の濃度 $c(x, t)$ が、それぞれ波動方程式または拡散方程式を満たすことを示す問題です。具体的には、 1) 速度 $v$ で伝播する波 $...

偏微分方程式波動方程式拡散方程式偏微分物理
2025/4/27

問題は、2次元ベクトル $\vec{a} = \begin{bmatrix} 7 \\ -7 \end{bmatrix}$ と $\vec{b} = \begin{bmatrix} -6 \\ 4 \...

ベクトル内積ベクトルの大きさベクトルのなす角線形代数
2025/4/27

等加速度直線運動の速度と変位の公式から時間 $t$ を消去し、$v^2 - v_0^2$ の値を求める問題です。ここで、$v$ は最終速度、$v_0$ は初期速度です。

物理運動等加速度直線運動公式
2025/4/27

問題は、船舶入港数に関する2つの円グラフ(隻数と重量)に基づいており、外航商船の隻数が内航商船の隻数と同数まで増えた場合、内航隻数の合計が全体に占める割合を概算で求めるものです。

割合計算近似値統計
2025/4/27