まず、接点の x 座標を t とおきます。 接点の座標は (t,t3−4t+5) となります。 次に、曲線の導関数を求めます。
y′=3x2−4 したがって、接線の方程式は次のようになります。
y−(t3−4t+5)=(3t2−4)(x−t) この接線が点 (1,1) を通るので、この点を代入します。 1−(t3−4t+5)=(3t2−4)(1−t) −t3+4t−4=3t2−3t3−4+4t 2t3−3t2=0 t2(2t−3)=0 したがって、t=0,23 t=0 のとき、接点の座標は (0,5)、傾きは 3(0)2−4=−4 となり、接線の方程式は y−5=−4(x−0) y=−4x+5 t=23 のとき、接点の座標は (23,(23)3−4(23)+5)=(23,827−6+5)=(23,815)、傾きは 3(23)2−4=427−4=411 となり、接線の方程式は y−815=411(x−23) y=411x−833+815 y=411x−818=411x−49 ここで、点 (1,1) を通るか確認します。 t=0 のとき、y=−4(1)+5=1 t=23 のとき、y=411(1)−49=42=21=1 しかし、問題文の「点(1,1)を通り」というのは、曲線上の点(1,1)を通るのではなく、曲線に接する直線が点(1,1)を通る、という意味である。
t=0 のときの接線の方程式: y=−4x+5 t=23のとき, y=411x−49 点 (1,1) を通るのは、y=−4x+5 だけです。 f(1)=13−4(1)+5=1−4+5=2=1. したがって、(1,1)は曲線上の点ではない. 接線が (1,1) を通るということから t の式を立てて、それを解いて t=0,23 を得ました。 そして、 t=0 から y=−4x+5 そして、y−(t3−4t+5)=(3t2−4)(x−t) に (1,1)を代入して、tに関する方程式を解いた。 t=0 のとき: y=−4x+5 t=23 のとき: y=411x−49 点(1,1)を通り、曲線 y=x3−4x+5 に接する直線は、この2本です。