(1) 2次方程式 $x^2 + px + 12 = 0$ の1つの解が $3$ であるとき、他の解と定数 $p$ の値を求める。 (2) 2次方程式 $3x^2 + 7x + p = 0$ の1つの解が $\frac{2}{3}$ であるとき、他の解と定数 $p$ の値を求める。

代数学二次方程式解の公式解と係数の関係
2025/4/26

1. 問題の内容

(1) 2次方程式 x2+px+12=0x^2 + px + 12 = 0 の1つの解が 33 であるとき、他の解と定数 pp の値を求める。
(2) 2次方程式 3x2+7x+p=03x^2 + 7x + p = 0 の1つの解が 23\frac{2}{3} であるとき、他の解と定数 pp の値を求める。

2. 解き方の手順

(1)
解が x=3x=3 なので、与えられた方程式に代入する。
32+3p+12=03^2 + 3p + 12 = 0
9+3p+12=09 + 3p + 12 = 0
3p=213p = -21
p=7p = -7
p=7p=-7x2+px+12=0x^2 + px + 12 = 0 に代入して、
x27x+12=0x^2 - 7x + 12 = 0
(x3)(x4)=0(x - 3)(x - 4) = 0
よって、x=3,4x = 3, 4
他の解は 44
(2)
解が x=23x=\frac{2}{3} なので、与えられた方程式に代入する。
3(23)2+7(23)+p=03(\frac{2}{3})^2 + 7(\frac{2}{3}) + p = 0
3(49)+143+p=03(\frac{4}{9}) + \frac{14}{3} + p = 0
43+143+p=0\frac{4}{3} + \frac{14}{3} + p = 0
183+p=0\frac{18}{3} + p = 0
6+p=06 + p = 0
p=6p = -6
p=6p=-63x2+7x+p=03x^2 + 7x + p = 0 に代入して、
3x2+7x6=03x^2 + 7x - 6 = 0
(3x2)(x+3)=0(3x - 2)(x + 3) = 0
よって、x=23,3x = \frac{2}{3}, -3
他の解は 3-3

3. 最終的な答え

(1) 他の解: 44, p=7p = -7
(2) 他の解: 3-3, p=6p = -6

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