まず、与えられた連立不等式をグラフで表し、領域を求める。
それぞれの不等式を変形すると、
y≥−3x−2 y≥5x−6 となる。これらの不等式を満たす領域は、これらの直線の交点によって決まる。
交点を求める。
(1) y=x+1 と y=−3x−2 の交点: x+1=−3x−2 x=−43 y=−43+1=41 交点は (−43,41) (2) y=x+1 と y=5x−6 の交点: x+1=5x−6 y=47+1=411 交点は (47,411) (3) y=−3x−2 と y=5x−6 の交点: −3x−2=5x−6 y=−3(21)−2=−23−2=−27 交点は (21,−27) 次に、2x+y の最大値と最小値を求める。領域の頂点の座標を 2x+y に代入する。 (1) (−43,41): 2(−43)+41=−46+41=−45 (2) (47,411): 2(47)+411=414+411=425 (3) (21,−27): 2(21)−27=1−27=−25 したがって、2x+y の最大値は 425 であり、最小値は −25 である。