問題3は、与えられた数が括弧内の数の倍数かどうかを判定する問題です。問題4は、与えられた数の正の約数の個数を求める問題です。問題4の (1) は144の約数の個数を求め、(2) は450の約数の個数を求めます。

数論約数素因数分解整数の性質
2025/3/18

1. 問題の内容

問題3は、与えられた数が括弧内の数の倍数かどうかを判定する問題です。問題4は、与えられた数の正の約数の個数を求める問題です。問題4の (1) は144の約数の個数を求め、(2) は450の約数の個数を求めます。

2. 解き方の手順

問題4 (1): 144 の正の約数の個数を求める
* 144 を素因数分解します。
144=24×32144 = 2^4 \times 3^2
* 約数の個数を求める公式を使います。素因数分解が p1e1×p2e2×...×pnenp_1^{e_1} \times p_2^{e_2} \times ... \times p_n^{e_n} の形で表されるとき、約数の個数は (e1+1)(e2+1)...(en+1)(e_1 + 1)(e_2 + 1)...(e_n + 1) で求められます。
* 144 の約数の個数は (4+1)(2+1)=5×3=15(4 + 1)(2 + 1) = 5 \times 3 = 15 です。
問題4 (2): 450 の正の約数の個数を求める
* 450 を素因数分解します。
450=2×32×52450 = 2 \times 3^2 \times 5^2
* 約数の個数を求める公式を使います。
* 450 の約数の個数は (1+1)(2+1)(2+1)=2×3×3=18(1 + 1)(2 + 1)(2 + 1) = 2 \times 3 \times 3 = 18 です。

3. 最終的な答え

問題4 (1) の答え: 15
問題4 (2) の答え: 18

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