三角形ABCにおいて、辺a=3, 辺b=${\sqrt{3}}$, 角C=150°であるとき、辺c(すなわち辺AB)の長さを求めよ。

幾何学余弦定理三角形辺の長さ三角比
2025/3/18

1. 問題の内容

三角形ABCにおいて、辺a=3, 辺b=3{\sqrt{3}}, 角C=150°であるとき、辺c(すなわち辺AB)の長さを求めよ。

2. 解き方の手順

余弦定理を用いて辺cの長さを計算する。余弦定理は以下の通り。
c2=a2+b22abcosCc^2 = a^2 + b^2 - 2ab \cos{C}
問題で与えられている値を代入する。
c2=32+(3)22×3×3×cos150c^2 = 3^2 + (\sqrt{3})^2 - 2 \times 3 \times \sqrt{3} \times \cos{150^\circ}
cos150\cos{150^\circ}を計算する。
cos150=32\cos{150^\circ} = -\frac{\sqrt{3}}{2}
これを代入する。
c2=9+363×(32)c^2 = 9 + 3 - 6\sqrt{3} \times (-\frac{\sqrt{3}}{2})
c2=12+63×32c^2 = 12 + 6\sqrt{3} \times \frac{\sqrt{3}}{2}
c2=12+6×32c^2 = 12 + 6 \times \frac{3}{2}
c2=12+9c^2 = 12 + 9
c2=21c^2 = 21
ccを求める。ccは辺の長さなので正である。
c=21c = \sqrt{21}

3. 最終的な答え

21\sqrt{21}

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