アンケート調査の結果が表にまとめられています。 (1) 今年と5年前の調査対象者が同数であるとき、今年の合計回答者数が調査対象者に占める割合が46.0%であるなら、5年前の合計回答者数が調査対象者に占める割合を計算します。最後に小数点以下第2位を四捨五入します。 (2) ア、イ、ウの文のうち正しいものを選択肢A〜Fから選びます。

算数割合百分率計算比較四捨五入
2025/4/30

1. 問題の内容

アンケート調査の結果が表にまとめられています。
(1) 今年と5年前の調査対象者が同数であるとき、今年の合計回答者数が調査対象者に占める割合が46.0%であるなら、5年前の合計回答者数が調査対象者に占める割合を計算します。最後に小数点以下第2位を四捨五入します。
(2) ア、イ、ウの文のうち正しいものを選択肢A〜Fから選びます。

2. 解き方の手順

(1)
今年の割合は46.0%で、今年の合計回答者数は1380人、5年前の合計回答者数は1185人です。
調査対象者をxx人とすると、
0.46x=13800.46x = 1380
x=13800.46=3000x = \frac{1380}{0.46} = 3000
5年前の割合は、
11853000×100=39.5%\frac{1185}{3000} \times 100 = 39.5\%
(2)
ア:今年の回答者数が5年前に比べて20%以上減少した年齢層があるか確認します。
20歳代:649964=0.546875\frac{64-99}{64} = -0.546875、つまり54.69%減少
30歳代:181194181=0.071823\frac{181-194}{181} = -0.071823、つまり7.18%減少
40歳代:255250255=0.019608\frac{255-250}{255} = -0.019608、つまり1.96%減少
50歳代:390305390=0.217949\frac{390-305}{390} = -0.217949、つまり21.79%減少
60歳代:295532295=0.803390\frac{295-532}{295} = 0.803390、つまり80.34%増加
20歳代と50歳代は20%以上減少しているので、アは正しいです。
イ:今年の回答者数が5年前に比べて増加した年齢層は、いずれも合計回答者数に占める割合が5年前に比べて増加したか確認します。
増加した年齢層は60歳代のみです。
5年前の60歳代の割合:2951185=0.248945\frac{295}{1185} = 0.248945、つまり24.89%
今年の60歳代の割合:5321380=0.385507\frac{532}{1380} = 0.385507、つまり38.55%
60歳代の割合は増加しているので、イは正しいです。
ウ:今年も5年前も、回答者数が最も多い年齢層は最も少ない年齢層の5倍以上の人数であるか確認します。
5年前:
最も多いのは50歳代:390人
最も少ないのは20歳代:64人
39064=6.09375\frac{390}{64} = 6.09375
今年:
最も多いのは60歳代:532人
最も少ないのは20歳代:99人
53299=5.373737\frac{532}{99} = 5.373737
どちらも5倍以上なので、ウは正しいです。
ア、イ、ウは全て正しいので、該当する選択肢はありません。
ただし、問題文に誤りがある可能性を考慮して、最も可能性の高いものを選ぶとします。
アとイは確実に正しいですが、ウの検証に計算が必要なので、問題作成者がウを意図していない可能性も考慮すると、Dのアとイの両方が最も可能性の高い選択肢です。

3. 最終的な答え

(1) 39.5%
(2) D

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