x軸と2点$(-3, 0)$, $(1, 0)$で交わり、頂点が直線$y = -2x + 2$上にある2次関数を求める。

代数学二次関数放物線頂点二次方程式
2025/5/2

1. 問題の内容

x軸と2点(3,0)(-3, 0), (1,0)(1, 0)で交わり、頂点が直線y=2x+2y = -2x + 2上にある2次関数を求める。

2. 解き方の手順

まず、x軸との交点が (3,0)(-3, 0)(1,0)(1, 0)であることから、求める2次関数は以下の形で表すことができる。
y=a(x+3)(x1)y = a(x + 3)(x - 1)
ここで、aaは定数である。
次に、この関数の頂点が直線 y=2x+2y = -2x + 2 上にあるという条件を利用する。
y=a(x+3)(x1)=a(x2+2x3)=a(x2+2x+14)=a((x+1)24)=a(x+1)24ay = a(x + 3)(x - 1) = a(x^2 + 2x - 3) = a(x^2 + 2x + 1 - 4) = a((x + 1)^2 - 4) = a(x + 1)^2 - 4a
よって、頂点の座標は (1,4a)(-1, -4a)となる。
この頂点が直線 y=2x+2y = -2x + 2 上にあるので、頂点の座標をこの直線の方程式に代入すると、
4a=2(1)+2-4a = -2(-1) + 2
4a=2+2-4a = 2 + 2
4a=4-4a = 4
a=1a = -1
したがって、求める2次関数は、
y=1(x+3)(x1)=(x2+2x3)=x22x+3y = -1(x + 3)(x - 1) = -(x^2 + 2x - 3) = -x^2 - 2x + 3

3. 最終的な答え

y=x22x+3y = -x^2 - 2x + 3

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