円 x2+y2=1 上の接点の座標を (x1,y1) とする。 このとき、接線の方程式は x1x+y1y=1 で表される。 点 (2, 1) から引いた接線なので、この接線は点 (2, 1) を通る。
したがって、接線の方程式に (2, 1) を代入すると、
2x1+y1=1 よって y1=1−2x1 となる。 また、点 (x1,y1) は円 x2+y2=1 上の点であるから、 x12+y12=1 y1=1−2x1 を代入すると、 x12+(1−2x1)2=1 x12+1−4x1+4x12=1 5x12−4x1=0 x1(5x1−4)=0 x1=0,54 x1=0 のとき y1=1−2(0)=1 x1=54 のとき y1=1−2(54)=1−58=−53 したがって、接点の座標は (0, 1) と (54,−53) となる。 (0, 1) を通る接線は 0⋅x+1⋅y=1 より y=1 (54,−53) を通る接線は 54x−53y=1 より 4x−3y=5