円の中にいくつかの点と線が描かれており、$\angle ACB = 150^\circ$、$\angle AED = 50^\circ$が与えられています。$\angle BAC = \theta$を求める問題です。

幾何学円周角中心角角度
2025/5/3

1. 問題の内容

円の中にいくつかの点と線が描かれており、ACB=150\angle ACB = 150^\circAED=50\angle AED = 50^\circが与えられています。BAC=θ\angle BAC = \thetaを求める問題です。

2. 解き方の手順

円周角の定理を利用します。
* 中心角と円周角の関係より、AOB=2θ\angle AOB = 2\thetaです。
* COD\angle CODACB\angle ACBに対する中心角なので、COD=2×AED\angle COD = 2 \times \angle AEDとなります。よってCOD=2×50=100\angle COD = 2 \times 50^\circ = 100^\circです。
* 円の中心角の合計は360°なので、AOB+COD+BOC=360 \angle AOB + \angle COD + \angle BOC = 360^\circが成り立ちます。
* ACB=150\angle ACB = 150^\circは、円の中心Oに対する中心角BOC\angle BOCを表しています。つまりBOC=150\angle BOC = 150^\circです。
* 上記の関係式に値を代入すると、2θ+100+150=3602\theta + 100^\circ + 150^\circ = 360^\circとなります。
* これを解くと、2θ=360100150=1102\theta = 360^\circ - 100^\circ - 150^\circ = 110^\circなので、θ=55\theta = 55^\circとなります。

3. 最終的な答え

θ=55\theta = 55^\circ

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