## 問題の回答

幾何学接線直線共有点判別式
2025/6/29
## 問題の回答
### 問題2の内容
x2+y2=5x^2 + y^2 = 5 上の点 P(1,2)P(-1, 2) における接線の方程式を求めます。
### 解き方の手順

1. 円 $x^2 + y^2 = r^2$ 上の点 $(x_1, y_1)$ における接線の方程式は、$x_1x + y_1y = r^2$ で表されます。

2. 今回の場合、$x_1 = -1$, $y_1 = 2$, $r^2 = 5$ ですので、接線の方程式は $-1 \cdot x + 2 \cdot y = 5$ となります。

3. 式を整理すると、$2y = x + 5$ となり、$y$ について解くと $y = \frac{1}{2}x + \frac{5}{2}$ となります。

この形式でも、元の形式x+2y=5-x + 2y = 5でも構いません。
### 最終的な答え
x+2y=5-x + 2y = 5
または
y=12x+52y = \frac{1}{2}x + \frac{5}{2}
### 問題3の内容
x2+y2=25x^2 + y^2 = 25 と直線 y=2x5y = 2x - 5 の共有点の座標を求めます。
### 解き方の手順

1. 直線の方程式 $y = 2x - 5$ を円の方程式 $x^2 + y^2 = 25$ に代入します。

x2+(2x5)2=25x^2 + (2x - 5)^2 = 25

2. 式を展開して整理します。

x2+4x220x+25=25x^2 + 4x^2 - 20x + 25 = 25
5x220x=05x^2 - 20x = 0

3. $x$ について解きます。

5x(x4)=05x(x - 4) = 0
x=0x = 0 または x=4x = 4

4. それぞれの $x$ の値に対応する $y$ の値を求めます。

- x=0x = 0 のとき、y=2(0)5=5y = 2(0) - 5 = -5
- x=4x = 4 のとき、y=2(4)5=3y = 2(4) - 5 = 3

5. したがって、共有点の座標は $(0, -5)$ と $(4, 3)$ です。

### 最終的な答え
(0,5)(0, -5), (4,3)(4, 3)
### 問題4の内容
x2+y2=1x^2 + y^2 = 1 と直線 y=x+my = x + m が共有点をもつとき、定数 mm の値の範囲を求めます。
### 解き方の手順

1. 直線の方程式 $y = x + m$ を円の方程式 $x^2 + y^2 = 1$ に代入します。

x2+(x+m)2=1x^2 + (x + m)^2 = 1

2. 式を展開して整理します。

x2+x2+2mx+m2=1x^2 + x^2 + 2mx + m^2 = 1
2x2+2mx+m21=02x^2 + 2mx + m^2 - 1 = 0

3. 円と直線が共有点を持つためには、この2次方程式が実数解を持つ必要があります。つまり、判別式 $D$ が $D \geq 0$ である必要があります。

4. 判別式 $D$ を計算します。

D=(2m)24(2)(m21)=4m28m2+8=4m2+8D = (2m)^2 - 4(2)(m^2 - 1) = 4m^2 - 8m^2 + 8 = -4m^2 + 8

5. $D \geq 0$ より、

4m2+80-4m^2 + 8 \geq 0
4m284m^2 \leq 8
m22m^2 \leq 2

6. したがって、$-\sqrt{2} \leq m \leq \sqrt{2}$ となります。

### 最終的な答え
2m2-\sqrt{2} \leq m \leq \sqrt{2}

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