2点 $(2, -2)$ と $(6, 2)$ を直径の両端とする円の方程式を求めます。

幾何学円の方程式座標平面外接
2025/6/29
## (2)の問題

1. 問題の内容

2点 (2,2)(2, -2)(6,2)(6, 2) を直径の両端とする円の方程式を求めます。

2. 解き方の手順

* 円の中心は、直径の両端の中点です。中点の座標は、各座標の平均を取ることで求められます。
中心のx座標=2+62=4中心のx座標 = \frac{2 + 6}{2} = 4
中心のy座標=2+22=0中心のy座標 = \frac{-2 + 2}{2} = 0
したがって、円の中心は (4,0)(4, 0) です。
* 円の半径は、中心と直径の端点の距離です。点 (2,2)(2, -2) と中心 (4,0)(4, 0) の距離を求めます。
半径=(42)2+(0(2))2=22+22=8=22半径 = \sqrt{(4 - 2)^2 + (0 - (-2))^2} = \sqrt{2^2 + 2^2} = \sqrt{8} = 2\sqrt{2}
* 円の方程式は、中心 (h,k)(h, k)、半径 rr を用いて、 (xh)2+(yk)2=r2(x - h)^2 + (y - k)^2 = r^2 で表されます。
この問題の場合、中心は (4,0)(4, 0)、半径は 222\sqrt{2} なので、方程式は (x4)2+(y0)2=(22)2(x - 4)^2 + (y - 0)^2 = (2\sqrt{2})^2 となります。
(x4)2+y2=8(x - 4)^2 + y^2 = 8

3. 最終的な答え

(x4)2+y2=8(x - 4)^2 + y^2 = 8
## (3)の問題

1. 問題の内容

3点 (1,0)(1, 0), (2,1)(2, -1), (3,3)(3, -3) を通る円の方程式を求めます。

2. 解き方の手順

* 円の方程式を x2+y2+lx+my+n=0x^2 + y^2 + lx + my + n = 0 とおきます。
* 3つの点の座標をそれぞれ代入し、3つの未知数 l,m,nl, m, n に関する3つの連立方程式を立てます。
* (1,0)(1, 0) を代入: 12+02+l(1)+m(0)+n=01^2 + 0^2 + l(1) + m(0) + n = 0 -> 1+l+n=01 + l + n = 0 -> l+n=1l + n = -1 ...(1)
* (2,1)(2, -1) を代入: 22+(1)2+l(2)+m(1)+n=02^2 + (-1)^2 + l(2) + m(-1) + n = 0 -> 4+1+2lm+n=04 + 1 + 2l - m + n = 0 -> 2lm+n=52l - m + n = -5 ...(2)
* (3,3)(3, -3) を代入: 32+(3)2+l(3)+m(3)+n=03^2 + (-3)^2 + l(3) + m(-3) + n = 0 -> 9+9+3l3m+n=09 + 9 + 3l - 3m + n = 0 -> 3l3m+n=183l - 3m + n = -18 ...(3)
* 連立方程式を解きます。
(2) - (1): (2lm+n)(l+n)=5(1)(2l - m + n) - (l + n) = -5 - (-1) -> lm=4l - m = -4 ...(4)
(3) - (2): (3l3m+n)(2lm+n)=18(5)(3l - 3m + n) - (2l - m + n) = -18 - (-5) -> l2m=13l - 2m = -13 ...(5)
(5) - (4): (l2m)(lm)=13(4)(l - 2m) - (l - m) = -13 - (-4) -> m=9-m = -9 -> m=9m = 9
(4) に m=9m = 9 を代入: l9=4l - 9 = -4 -> l=5l = 5
(1) に l=5l = 5 を代入: 5+n=15 + n = -1 -> n=6n = -6
* 求めた l,m,nl, m, n を円の方程式に代入します。
x2+y2+5x+9y6=0x^2 + y^2 + 5x + 9y - 6 = 0

3. 最終的な答え

x2+y2+5x+9y6=0x^2 + y^2 + 5x + 9y - 6 = 0
## (4)の問題

1. 問題の内容

x2+y2=1x^2 + y^2 = 1 と外接し、中心が点 (3,4)(-3, 4) である円の方程式を求めます。

2. 解き方の手順

* 円 x2+y2=1x^2 + y^2 = 1 の中心は (0,0)(0, 0)、半径は 11 です。
* 求める円の中心は (3,4)(-3, 4) です。求める円の半径を rr とします。
* 2つの円が外接するということは、中心間の距離が半径の和に等しいということです。
* 中心間の距離を求めます。
(30)2+(40)2=(3)2+42=9+16=25=5\sqrt{(-3 - 0)^2 + (4 - 0)^2} = \sqrt{(-3)^2 + 4^2} = \sqrt{9 + 16} = \sqrt{25} = 5
* 半径の和は 1+r1 + r です。したがって、5=1+r5 = 1 + r より、r=4r = 4 です。
* 求める円の中心は (3,4)(-3, 4)、半径は 44 なので、方程式は (x(3))2+(y4)2=42(x - (-3))^2 + (y - 4)^2 = 4^2 となります。
(x+3)2+(y4)2=16(x + 3)^2 + (y - 4)^2 = 16

3. 最終的な答え

(x+3)2+(y4)2=16(x + 3)^2 + (y - 4)^2 = 16

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