AとBの2人がじゃんけんをして、どちらかが3回先に勝ったところでゲームを終える。引き分けがないとき、勝負の分かれ方は何通りあるか。

確率論・統計学確率組み合わせ場合の数じゃんけん
2025/5/2

1. 問題の内容

AとBの2人がじゃんけんをして、どちらかが3回先に勝ったところでゲームを終える。引き分けがないとき、勝負の分かれ方は何通りあるか。

2. 解き方の手順

まず、Aが3回勝つ場合を考える。Aが3回目で勝つ場合、4回目で勝つ場合、5回目で勝つ場合を考える。Bが3回勝つ場合も同様に考える。
* Aが3回目で勝つ場合:AAA(1通り)
* Aが4回目で勝つ場合:3回目までにAが2回、Bが1回勝つ必要があるので、並べ方は 3C2=3{}_3 \mathrm{C}_2 = 3通り。4回目は必ずAが勝つので、合計3通り。具体的には、BAAA, ABAA, AABA。
* Aが5回目で勝つ場合:4回目までにAが2回、Bが2回勝つ必要があるので、並べ方は 4C2=4×32×1=6{}_4 \mathrm{C}_2 = \frac{4 \times 3}{2 \times 1} = 6通り。5回目は必ずAが勝つので、合計6通り。具体的には、BBAAA, BABAA, BAABA, ABBAA, ABABA, AABBA。
したがって、Aが勝つ場合の数は 1+3+6=101 + 3 + 6 = 10通り。
同様に、Bが勝つ場合の数も10通り。
したがって、勝負の分かれ方は、Aが勝つ場合とBが勝つ場合を合わせて、10+10=2010 + 10 = 20通り。

3. 最終的な答え

20通り

「確率論・統計学」の関連問題

ある大学の入学者のうち、他のa大学、b大学、c大学を受験した人全体の集合をそれぞれA, B, Cで表す。 $n(A) = 65$, $n(B) = 40$, $n(A \cap B) = 14$, $...

集合包除原理組み合わせ
2025/5/3

ある大学の入学者のうち、他のa大学、b大学、c大学を受験した人全体の集合をそれぞれA, B, Cで表す。 $n(A) = 65, n(B) = 40, n(A \cap B) = 14, n(C \c...

集合包含と排除の原理集合の要素数
2025/5/3

サイコロを3回投げて、出た目を順番に並べて3桁の整数を作ります。このとき、作られる3桁の整数のうち、6の倍数となるものはいくつあるかを求める問題です。

確率場合の数倍数整数
2025/5/3

問題は、2つの事象AとBが排反事象であるとはどのようなときか、またそのときの確率がどうなるかを、教科書を参考にしながら説明することです。

確率排反事象確率の加法定理
2025/5/3

問題は、確率において「同様に確からしい」とはどのような状態であるかを、教科書を参考にしながら説明することです。30字以上で記述する必要があります。

確率同様に確からしい根元事象サイコロ
2025/5/3

確率に関する記述の中から、適切でないものを一つ選ぶ問題です。選択肢は以下の通りです。 ア:ある事象の起こる確率が1であるということは、その事象が「必ず起こる」ことを意味する。 イ:ある事象の起こる確率...

確率確率の定義大数の法則
2025/5/3

問題文は「少なくとも1本は当たる確率」を計算するようです。画像から読み取れる情報だけでは、具体的な設定(くじの本数、当たりくじの本数、引く回数など)が不明であるため、具体的な数値を求めることはできませ...

確率余事象条件付き確率
2025/5/3

9本のくじの中に当たりくじが3本ある。このくじを一度に2本引くとき、2本ともはずれくじである確率を求める。

確率組み合わせくじ
2025/5/3

問題は、2個とも同じ色である確率を求める問題です。分数の形で解答する必要があり、分子が「ア」、分母が「イ」に対応します。画像から、確率は $\frac{7}{イ}$ という形になることがわかります。し...

確率場合の数分数
2025/5/3

赤球4個と白球5個、合計9個の球が入っている袋から、一度に2個の球を取り出すとき、2個とも白球である確率を求める問題です。

確率組み合わせ事象
2025/5/3