赤球4個と白球5個、合計9個の球が入っている袋から、一度に2個の球を取り出すとき、2個とも白球である確率を求める問題です。

確率論・統計学確率組み合わせ事象
2025/5/3

1. 問題の内容

赤球4個と白球5個、合計9個の球が入っている袋から、一度に2個の球を取り出すとき、2個とも白球である確率を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、9個の球から2個を取り出す場合の総数を計算します。これは組み合わせの数で表され、9C2_9C_2 となります。
9C2=9!2!(92)!=9!2!7!=9×82×1=36_9C_2 = \frac{9!}{2!(9-2)!} = \frac{9!}{2!7!} = \frac{9 \times 8}{2 \times 1} = 36
次に、2個とも白球である場合の数を計算します。白球は5個あるので、その中から2個を選ぶ組み合わせの数は 5C2_5C_2 です。
5C2=5!2!(52)!=5!2!3!=5×42×1=10_5C_2 = \frac{5!}{2!(5-2)!} = \frac{5!}{2!3!} = \frac{5 \times 4}{2 \times 1} = 10
したがって、2個とも白球である確率は、2個とも白球である場合の数を、2個を取り出す場合の総数で割ることで求められます。
確率は 1036=518\frac{10}{36} = \frac{5}{18} となります。

3. 最終的な答え

2個とも白球である確率は 518\frac{5}{18} です。

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