確率に関する記述の中から、適切でないものを一つ選ぶ問題です。選択肢は以下の通りです。 ア:ある事象の起こる確率が1であるということは、その事象が「必ず起こる」ことを意味する。 イ:ある事象の起こる確率が$\frac{1}{3}$であるということは、「試行の回数を多くすればするほど、その事象の起こる割合が$\frac{1}{3}$に近づく」ことを意味する。 ウ:ある事象の起こる確率が$\frac{1}{6}$であるということは、6回の試行で、その事象は必ず1回起こることを意味する。 エ:ある事象の起こる確率が0であるということは、その事象は決して起こらないことを意味する。

確率論・統計学確率確率の定義大数の法則
2025/5/3

1. 問題の内容

確率に関する記述の中から、適切でないものを一つ選ぶ問題です。選択肢は以下の通りです。
ア:ある事象の起こる確率が1であるということは、その事象が「必ず起こる」ことを意味する。
イ:ある事象の起こる確率が13\frac{1}{3}であるということは、「試行の回数を多くすればするほど、その事象の起こる割合が13\frac{1}{3}に近づく」ことを意味する。
ウ:ある事象の起こる確率が16\frac{1}{6}であるということは、6回の試行で、その事象は必ず1回起こることを意味する。
エ:ある事象の起こる確率が0であるということは、その事象は決して起こらないことを意味する。

2. 解き方の手順

* 選択肢ア:確率が1である事象は必ず起こるので、記述は正しい。
* 選択肢イ:確率が13\frac{1}{3}である事象は、試行回数を増やすと、その事象の起こる相対頻度(割合)が13\frac{1}{3}に近づく。これは大数の法則と呼ばれるもので、記述は正しい。
* 選択肢ウ:確率が16\frac{1}{6}である事象でも、6回の試行で必ず1回起こるとは限らない。例えば、サイコロを6回振っても、必ず1の目が出るとは限らないのと同じです。
* 選択肢エ:確率が0である事象は決して起こらないので、記述は正しい。

3. 最終的な答え

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