問題は、直方体の辺をベクトル $x = \vec{CA}$, $y = \vec{CD}$, $z = \vec{CG}$ と定義したとき、指定されたベクトルを $kx + my + nz$ の形で表現する問題です。具体的には、$\vec{CH}$, $\vec{GD}$, $\vec{GF}$, $\vec{IG}$, $\vec{CI}$, $\vec{IG}$を $x$, $y$, $z$ を用いて表すことが求められています。

幾何学ベクトル空間ベクトル直方体線形結合
2025/5/3

1. 問題の内容

問題は、直方体の辺をベクトル x=CAx = \vec{CA}, y=CDy = \vec{CD}, z=CGz = \vec{CG} と定義したとき、指定されたベクトルを kx+my+nzkx + my + nz の形で表現する問題です。具体的には、CH\vec{CH}, GD\vec{GD}, GF\vec{GF}, IG\vec{IG}, CI\vec{CI}, IG\vec{IG}xx, yy, zz を用いて表すことが求められています。

2. 解き方の手順

(1) CH\vec{CH}の表現:
CH=CD+DH=CD+CG=y+z\vec{CH} = \vec{CD} + \vec{DH} = \vec{CD} + \vec{CG} = y + z
(2) GD\vec{GD}の表現:
GD=DG=CA=x\vec{GD} = -\vec{DG} = -\vec{CA} = -x
(3) GF\vec{GF}の表現:
GF=CG=z\vec{GF} = \vec{CG} = z
(4) IG\vec{IG}の表現:
IG=IK+KG=CA+(CG)=xz\vec{IG} = \vec{IK} + \vec{KG} = -\vec{CA} + (-\vec{CG}) = -x - z
(5) CI\vec{CI}の表現:
CI=CA+AI=CA+CG+GI=x+z+GI=x+z+(CD)=xy+z\vec{CI} = \vec{CA} + \vec{AI} = \vec{CA} + \vec{CG} + \vec{GI} = x + z + \vec{GI} = x+z+(-\vec{CD}) = x - y + z
(6) IG\vec{IG}の表現:
IG=IH+HG=CA+(CG)=xz\vec{IG} = \vec{IH} + \vec{HG} = -\vec{CA} + (-\vec{CG}) = -x - z

3. 最終的な答え

(1) CH=0x+1y+1z=y+z\vec{CH} = 0x + 1y + 1z = y + z
(2) GD=1x+0y+0z=x\vec{GD} = -1x + 0y + 0z = -x
(3) GF=0x+0y+1z=z\vec{GF} = 0x + 0y + 1z = z
(4) IG=1x+0y1z=xz\vec{IG} = -1x + 0y -1z = -x - z
(5) CI=1x1y+1z=xy+z\vec{CI} = 1x - 1y + 1z = x - y + z
(6) IG=1x+0y1z=xz\vec{IG} = -1x + 0y -1z = -x - z

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