10人を2人、3人、5人の3つのグループに分ける方法の数を求める。

確率論・統計学組み合わせ場合の数順列
2025/5/4

1. 問題の内容

10人を2人、3人、5人の3つのグループに分ける方法の数を求める。

2. 解き方の手順

まず、10人の中から2人を選ぶ組み合わせの数を計算します。これは 10C2_{10}C_2 で表されます。
10C2=10!2!(102)!=10!2!8!=10×92×1=45_{10}C_2 = \frac{10!}{2!(10-2)!} = \frac{10!}{2!8!} = \frac{10 \times 9}{2 \times 1} = 45
次に、残りの8人の中から3人を選ぶ組み合わせの数を計算します。これは 8C3_8C_3 で表されます。
8C3=8!3!(83)!=8!3!5!=8×7×63×2×1=56_8C_3 = \frac{8!}{3!(8-3)!} = \frac{8!}{3!5!} = \frac{8 \times 7 \times 6}{3 \times 2 \times 1} = 56
最後に、残りの5人の中から5人を選ぶ組み合わせの数は 5C5=1_5C_5 = 1 です。
全体の組み合わせの数は、これらの組み合わせの積で求められます。
45×56×1=252045 \times 56 \times 1 = 2520

3. 最終的な答え

2520通り

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