問題22: ベクトルの等式 $|\vec{a} + \vec{b}|^2 = |\vec{a}|^2 + 2\vec{a} \cdot \vec{b} + |\vec{b}|^2$ を証明する。 問題23: $|\vec{a}| = 1$, $|\vec{b}| = 4$, $\vec{a} \cdot \vec{b} = 2$ のとき、$|2\vec{a} - \vec{b}|$ の値を求める。
2025/3/18
1. 問題の内容
問題22: ベクトルの等式 を証明する。
問題23: , , のとき、 の値を求める。
2. 解き方の手順
問題22:
ベクトルの大きさの2乗は、ベクトル自身の内積で表されることを利用する。
まず、左辺を展開する。
内積の性質(分配法則)を用いて展開する。
内積の性質(交換法則: )を用いて整理する。
ベクトルの大きさの2乗と内積の関係 を用いて書き換える。
したがって、 が証明された。
問題23:
を計算する。
内積の性質(分配法則)を用いて展開する。
内積の性質(交換法則: )を用いて整理する。
ベクトルの大きさの2乗と内積の関係 を用いて書き換える。
与えられた条件 , , を代入する。
したがって、 であるから、
3. 最終的な答え
問題22: (証明終わり)
問題23: