与えられた極方程式 $r = 6\cos\theta$ のグラフを描く問題です。また、与えられた極方程式 $r = \theta$ のグラフを、$0 \leq \theta \leq 4\pi$ の範囲で描く問題です。

幾何学極方程式グラフアルキメデスの螺旋
2025/7/26

1. 問題の内容

与えられた極方程式 r=6cosθr = 6\cos\theta のグラフを描く問題です。また、与えられた極方程式 r=θr = \theta のグラフを、0θ4π0 \leq \theta \leq 4\pi の範囲で描く問題です。

2. 解き方の手順

(1) r=6cosθr = 6\cos\theta のグラフ
まず、極方程式を直交座標に変換します。x=rcosθx = r\cos\theta, y=rsinθy = r\sin\theta, r2=x2+y2r^2 = x^2 + y^2 の関係式を利用します。
r=6cosθr = 6\cos\theta の両辺に rr を掛けると、
r2=6rcosθr^2 = 6r\cos\theta
x2+y2=6xx^2 + y^2 = 6x
x26x+y2=0x^2 - 6x + y^2 = 0
(x3)29+y2=0(x - 3)^2 - 9 + y^2 = 0
(x3)2+y2=32(x - 3)^2 + y^2 = 3^2
これは、中心が (3,0)(3, 0) で半径が 33 の円を表します。
(2) r=θr = \theta のグラフ (0θ4π0 \leq \theta \leq 4\pi)
r=θr = \theta はアルキメデスの螺旋と呼ばれる曲線です。θ\theta が増加するにつれて rr も増加します。
0θ4π0 \leq \theta \leq 4\pi なので、原点から始まり、θ\theta4π4\pi に達するまで螺旋を描きます。θ=0\theta=0のときr=0r=0θ=π/2\theta=\pi/2のとき、r=π/2r=\pi/2θ=π\theta=\piのとき、r=πr=\piθ=3π/2\theta=3\pi/2のとき、r=3π/2r=3\pi/2θ=2π\theta=2\piのとき、r=2πr=2\piθ=5π/2\theta=5\pi/2のとき、r=5π/2r=5\pi/2θ=3π\theta=3\piのとき、r=3πr=3\piθ=7π/2\theta=7\pi/2のとき、r=7π/2r=7\pi/2θ=4π\theta=4\piのとき、r=4πr=4\piとなります。

3. 最終的な答え

(1) r=6cosθr = 6\cos\theta のグラフは、中心が (3,0)(3, 0) で半径が 33 の円です。
(2) r=θr = \theta (0θ4π0 \leq \theta \leq 4\pi) のグラフは、原点から始まり、θ\theta4π4\pi に達するまで螺旋を描くアルキメデスの螺旋です。

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