円 $x^2 + y^2 = 1$ と直線 $y = kx$ の共有点の個数を求める問題です。円の式に直線の式を代入し、判別式を用いて共有点の個数を調べます。

幾何学直線共有点判別式
2025/5/4

1. 問題の内容

x2+y2=1x^2 + y^2 = 1 と直線 y=kxy = kx の共有点の個数を求める問題です。円の式に直線の式を代入し、判別式を用いて共有点の個数を調べます。

2. 解き方の手順

(1) x2+y2=1x^2 + y^2 = 1y=kxy = kx を代入すると、
x2+(kx)2=1x^2 + (kx)^2 = 1
x2+k2x2=1x^2 + k^2x^2 = 1
(1+k2)x2=1(1 + k^2)x^2 = 1
(1+k2)x21=0(1+k^2)x^2 - 1 = 0
この2次方程式の判別式を DD とおくと、
D=b24acD = b^2 - 4ac
ここで、a=(1+k2)a = (1 + k^2)b=0b = 0c=1c = -1 なので、
D=024(1+k2)(1)D = 0^2 - 4(1 + k^2)(-1)
D=4(1+k2)D = 4(1 + k^2)
D=4+4k2D = 4 + 4k^2
D=4k2+4D = 4k^2 + 4
共有点の個数が1個の時はD=0D=0なので
4k2+4=04k^2 + 4 = 0
4k2=44k^2 = -4
(2) 判別式D=4k2+4D = 4k^2 + 4を調べると、kk がどんな値でも 4k24k^2 は0以上の値になるので D>0D>0になります。なので、共有点の個数は2個です。

3. 最終的な答え

(1) (k2+1)x21=0(k^2 + 1)x^2 - 1 = 0
D = 4k2+44k^2 + 4
4k2+4>04k^2 + 4 > 0
(2) 2個
答え: 2

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## 1. 問題の内容

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