座標空間内の3点A(2, 4, 0), B(1, 1, 1), C(a, b, c)が一直線上にある。さらに、点Cがzx平面上にあるとき、aとcの値を求める。

幾何学ベクトル空間ベクトル直線座標空間
2025/6/18

1. 問題の内容

座標空間内の3点A(2, 4, 0), B(1, 1, 1), C(a, b, c)が一直線上にある。さらに、点Cがzx平面上にあるとき、aとcの値を求める。

2. 解き方の手順

3点A, B, Cが一直線上にあるので、ベクトルAC\overrightarrow{AC}とベクトルAB\overrightarrow{AB}は平行である。したがって、実数kkを用いて
AC=kAB\overrightarrow{AC} = k\overrightarrow{AB}
と表せる。
AC=(a2,b4,c0)=(a2,b4,c)\overrightarrow{AC} = (a-2, b-4, c-0) = (a-2, b-4, c)
AB=(12,14,10)=(1,3,1)\overrightarrow{AB} = (1-2, 1-4, 1-0) = (-1, -3, 1)
よって、
(a2,b4,c)=k(1,3,1)=(k,3k,k)(a-2, b-4, c) = k(-1, -3, 1) = (-k, -3k, k)
したがって、
a2=ka-2 = -k
b4=3kb-4 = -3k
c=kc = k
点C(a, b, c)がzx平面上にあるので、b=0b = 0となる。
04=3k0 - 4 = -3k
4=3k-4 = -3k
k=43k = \frac{4}{3}
したがって、c=43c = \frac{4}{3}
a2=43a - 2 = -\frac{4}{3}
a=243=6343=23a = 2 - \frac{4}{3} = \frac{6}{3} - \frac{4}{3} = \frac{2}{3}

3. 最終的な答え

a=23,c=43a = \frac{2}{3}, c = \frac{4}{3}

「幾何学」の関連問題

各辺の長さが1の平行六面体において、$\vec{a}=\overrightarrow{OA}, \vec{b}=\overrightarrow{OB}, \vec{c}=\overrightarrow...

ベクトル空間ベクトル平行六面体体積内積外積
2025/6/18

各辺の長さが1の平行六面体があり、$\vec{a} = \overrightarrow{OA}$, $\vec{b} = \overrightarrow{OB}$, $\vec{c} = \overr...

ベクトル空間ベクトル平行六面体面積体積内積外積
2025/6/18

問題1は、立方体におけるベクトルの組が1次独立であるか、1次従属であるかを判断する問題です。 問題2は、空間ベクトルの外積を計算し、ベクトル三重積の恒等式を証明する問題です。

ベクトル線形代数一次独立一次従属外積ベクトル三重積
2025/6/18

## 1. 問題の内容

空間ベクトル外積一次独立一次従属立方体
2025/6/18

円周上に異なる7点A, B, C, D, E, F, Gがある。これらの点を頂点とする四角形は全部で何個あるか。

組み合わせ図形四角形
2025/6/18

平面上の任意の4点A, B, C, Dに対して、ベクトル $\overrightarrow{BC} + \overrightarrow{DA}$ と等しいベクトルを、選択肢の中から選ぶ問題です。

ベクトルベクトルの加法平面ベクトル
2025/6/18

平面上の任意の4点A, B, C, Dに対して、ベクトル $\overrightarrow{AB} + \overrightarrow{DA}$ と等しいベクトルを選択肢の中から選びます。

ベクトルベクトルの和ベクトルの差図形
2025/6/18

平面上の任意の4点A, B, C, Dに対して、ベクトル $\overrightarrow{CB} - \overrightarrow{CD}$ と常に等しいベクトルを選択肢の中から選び出す問題です。

ベクトルベクトルの差幾何ベクトル
2025/6/18

平面上の任意の4点A, B, C, Dに対して、ベクトル $\overrightarrow{AB} + \overrightarrow{DA}$ と常に等しいベクトルを選択する問題です。

ベクトルベクトルの加法幾何学
2025/6/18

平面上に任意の4点A, B, C, Dがあるとき、$\vec{CD} + \vec{DA}$ と等しいベクトルを選びなさい。

ベクトルベクトルの加法図形
2025/6/18