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1. 問題の内容
問題は2つの部分に分かれています。
1. 立方体 $ABCD-EFGH$ において、与えられたベクトルの組が1次独立か1次従属かを判断し、それぞれ○または×をカッコ内に入れる。
2. 空間ベクトル $\vec{a} = \begin{pmatrix} a_1 \\ a_2 \\ a_3 \end{pmatrix}, \vec{b} = \begin{pmatrix} b_1 \\ b_2 \\ b_3 \end{pmatrix}, \vec{c} = \begin{pmatrix} c_1 \\ c_2 \\ c_3 \end{pmatrix}$ について、以下の問いに答える。
(1) を求める。
(2) が成立することを示す。
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2. 解き方の手順
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1. 1次独立性・1次従属性の判断
* 1次独立:ベクトルの組の任意のベクトルが、他のベクトルの線形結合で表せない。
* 1次従属:ベクトルの組の中に、他のベクトルの線形結合で表せるベクトルが存在する。
立方体の図を参考に、各ベクトルの関係性を考える。
* : 1次独立。平面上の異なる方向を向いている。
* : 1次独立。
* : 1次従属。
* : 1次従属。
* : 1次独立。空間内の異なる方向を向いている。
* : 1次独立。空間内の異なる方向を向いている。
* : 1次従属。が重複している。
* : 1次独立。空間内の異なる方向を向いている。
* : 1次独立。空間内の異なる方向を向いている。
* : 1次独立。空間内の異なる方向を向いている。
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2. 空間ベクトルに関する問題
**(1) の計算**
ベクトル と の外積 は以下の式で計算される。
**(2) の証明**
まず、左辺 を計算する。 を代入する。
次に、右辺 を計算する。
各成分を整理すると、
これは、左辺 の計算結果と一致する。したがって、 が成立する。
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3. 最終的な答え
### 1次独立性・1次従属性
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### 空間ベクトルに関する問題
**(1) **
**(2) の証明**
証明は上記参照。