P地点とQ地点は3600m離れている。AさんはP地点を、BさんはAさんが出発してから20分後にQ地点をそれぞれ出発し、互いに向かって歩いた。グラフはそれぞれの地点からの距離を表している。$20 \leq x \leq 60$ の範囲において、Aさんが出発してから$x$分後のBさんのQ地点からの距離$y$を$x$の式で表す。

代数学一次関数グラフ連立方程式距離文章問題
2025/5/5

1. 問題の内容

P地点とQ地点は3600m離れている。AさんはP地点を、BさんはAさんが出発してから20分後にQ地点をそれぞれ出発し、互いに向かって歩いた。グラフはそれぞれの地点からの距離を表している。20x6020 \leq x \leq 60 の範囲において、Aさんが出発してからxx分後のBさんのQ地点からの距離yyxxの式で表す。

2. 解き方の手順

グラフから、Bさんは20分のときQ地点にいて、60分のとき3600m地点にいることがわかる。つまり、x=20x=20のときy=0y=0x=60x=60のときy=3600y=3600となる。
直線の式をy=ax+by=ax+bとおくと、
0=20a+b0 = 20a + b
3600=60a+b3600 = 60a + b
この連立方程式を解く。
下の式から上の式を引くと、
3600=40a3600 = 40a
a=360040=90a = \frac{3600}{40} = 90
a=90a=900=20a+b0=20a+bに代入すると、
0=20(90)+b0 = 20(90) + b
0=1800+b0 = 1800 + b
b=1800b = -1800
したがって、Bさんのグラフを表す式はy=90x1800y = 90x - 1800

3. 最終的な答え

y=90x1800y = 90x - 1800

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