まず、16+16i を極形式で表します。絶対値 ∣16+16i∣=162+162=2×162=162. よって、16+16i=162(21+21i). 21=cos4π , 21=sin4π であるので、 16+16i=162(cos4π+isin4π). 次に、z=r(cosθ+isinθ) とおくと、 z2=r2(cos2θ+isin2θ). z2=16+16i であるので、 r2(cos2θ+isin2θ)=162(cos4π+isin4π). したがって、r2=162 より r=162=16⋅221=24⋅221=229=249=22⋅241=442. また、2θ=4π+2nπ (nは整数)なので、θ=8π+nπ. 0≤θ<2π であるから、θ=8π,89π. θ=8π が最小の値です。 θ=8π は第1象限にあり、θ=89π=π+8π は第3象限にあります。 よって、第1象限に1個、第2象限に0個、第3象限に1個、第4象限に0個存在します。