まず、与えられた二次関数を平方完成します。
y=x2−(a−1)x+2a−4 y=(x−2a−1)2−(2a−1)2+2a−4 y=(x−2a−1)2−4a2−2a+1+48a−16 y=(x−2a−1)2−4a2−10a+17 この関数の軸は x=2a−1 です。区間 −2≤x≤4 における最大値と最小値は、軸の位置によって変わります。 場合分けは以下のようになります。
(1) 2a−1<−2 つまり a<−3 のとき、区間内で関数は単調増加なので、x=−2 で最小値、x=4 で最大値をとります。 最小値:f(−2)=(−2)2−(a−1)(−2)+2a−4=4+2a−2+2a−4=4a−2 最大値:f(4)=42−(a−1)(4)+2a−4=16−4a+4+2a−4=−2a+16 (2) −2≤2a−1≤4 つまり −3≤a≤9 のとき、頂点で最小値をとります。 最小値:−4a2−10a+17 最大値:f(−2) と f(4) を比較します。軸が区間の中央に近いほど、頂点から遠い端点で最大値をとります。 2a−1 と 2−2+4=1 の大小を比較します。2a−1−1=2a−3 より、 (2-1) −3≤a<3 のとき、f(4)>f(−2) となるため、最大値は f(4)=−2a+16 (2-2) a=3 のとき、f(4)=f(−2) となるため、最大値は f(4)=f(−2)=10 (2-3) 3<a≤9 のとき、f(−2)>f(4) となるため、最大値は f(−2)=4a−2 (3) 2a−1>4 つまり a>9 のとき、区間内で関数は単調減少なので、x=4 で最小値、x=−2 で最大値をとります。 最小値:f(4)=−2a+16 最大値:f(−2)=4a−2 最終的な答え
| a の範囲 | 最大値 | 最小值 |
| ----------- | ----------- | ----------- |
| a<−3 | −2a+16 | 4a−2 | | −3≤a<3 | −2a+16 | −4a2−10a+17 | | a=3 | 10 | −4a2−10a+17 = −49−30+17=−4−4=1 | | 3<a≤9 | 4a−2 | −4a2−10a+17 | | a>9 | 4a−2 | −2a+16 |