与えられた式 $x^2 + 5xy + 6y^2 + x - y - 12$ を因数分解します。

代数学因数分解多項式二次式
2025/5/6

1. 問題の内容

与えられた式 x2+5xy+6y2+xy12x^2 + 5xy + 6y^2 + x - y - 12 を因数分解します。

2. 解き方の手順

まず、x2+5xy+6y2x^2 + 5xy + 6y^2の部分を因数分解します。これは、xxの2次式と見て、x2+(5y)x+6y2x^2 + (5y)x + 6y^2という形と見なせます。和が5y5y, 積が6y26y^2となる2つの項は、2y2y3y3yなので、
x2+5xy+6y2=(x+2y)(x+3y)x^2 + 5xy + 6y^2 = (x+2y)(x+3y)
となります。次に与えられた式全体を因数分解できる形(x+2y+a)(x+3y+b)(x+2y+a)(x+3y+b)と仮定します。展開すると、
(x+2y+a)(x+3y+b)=x2+3xy+bx+2xy+6y2+2by+ax+3ay+ab(x+2y+a)(x+3y+b) = x^2 + 3xy + bx + 2xy + 6y^2 + 2by + ax + 3ay + ab
=x2+5xy+6y2+(a+b)x+(3a+2b)y+ab = x^2 + 5xy + 6y^2 + (a+b)x + (3a+2b)y + ab
元の式と比較すると、
a+b=1a+b = 1
3a+2b=13a+2b = -1
ab=12ab = -12
という連立方程式が得られます。最初の2式からaabbを求めます。a+b=1a+b=1よりb=1ab=1-aなので、3a+2(1a)=13a+2(1-a)=-1。つまり、3a+22a=13a+2-2a = -1なので、a=3a = -3。すると、b=1a=1(3)=4b=1-a=1-(-3)=4
ab=(3)(4)=12ab = (-3)(4) = -12なので、これは条件を満たします。
したがって、x2+5xy+6y2+xy12=(x+2y3)(x+3y+4)x^2 + 5xy + 6y^2 + x - y - 12 = (x+2y-3)(x+3y+4)となります。

3. 最終的な答え

(x+2y3)(x+3y+4)(x+2y-3)(x+3y+4)

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