(1) ベクトル $\vec{a} = (14, -2)$ とベクトル $\vec{b} = (3t+1, -4t+7)$ が平行になるように、$t$ の値を定める。 (2) ベクトル $\vec{m} = (1, p)$ とベクトル $\vec{n} = (p+3, 4)$ が平行になるように、$p$ の値を定める。

代数学ベクトル平行連立方程式二次方程式
2025/5/6

1. 問題の内容

(1) ベクトル a=(14,2)\vec{a} = (14, -2) とベクトル b=(3t+1,4t+7)\vec{b} = (3t+1, -4t+7) が平行になるように、tt の値を定める。
(2) ベクトル m=(1,p)\vec{m} = (1, p) とベクトル n=(p+3,4)\vec{n} = (p+3, 4) が平行になるように、pp の値を定める。

2. 解き方の手順

(1) 2つのベクトル a\vec{a}b\vec{b} が平行であるとき、b=ka\vec{b} = k\vec{a} となる実数 kk が存在する。よって、
(3t+1,4t+7)=k(14,2)(3t+1, -4t+7) = k(14, -2)
この式は、以下の連立方程式で表せる。
3t+1=14k3t+1 = 14k
4t+7=2k-4t+7 = -2k
2つ目の式を7倍すると、
28t+49=14k-28t+49 = -14k
1つ目の式と足し合わせることで、kk を消去できる。
3t+128t+49=03t+1 -28t+49 = 0
25t+50=0-25t+50 = 0
25t=5025t = 50
t=2t = 2
(2) 2つのベクトル m\vec{m}n\vec{n} が平行であるとき、n=km\vec{n} = k\vec{m} となる実数 kk が存在する。よって、
(p+3,4)=k(1,p)(p+3, 4) = k(1, p)
この式は、以下の連立方程式で表せる。
p+3=kp+3 = k
4=kp4 = kp
1つ目の式を2つ目の式に代入する。
4=(p+3)p4 = (p+3)p
4=p2+3p4 = p^2+3p
p2+3p4=0p^2+3p-4 = 0
(p+4)(p1)=0(p+4)(p-1) = 0
p=4,1p = -4, 1

3. 最終的な答え

(1) t=2t = 2
(2) p=4,1p = -4, 1

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