ある美術館の入館料について、高校生1人の入館料を$x$円、大人1人の入館料を$y$円とする。 (1) 高校生3人と大人5人の入館料の合計が2800円、高校生2人と大人3人の入館料の合計が1700円であることから、それぞれ式を立て、連立方程式を作成する。 (2) 作成した連立方程式を解き、$x$と$y$の値を求める。

代数学連立方程式文章題一次方程式
2025/5/6
## 解答

1. 問題の内容

ある美術館の入館料について、高校生1人の入館料をxx円、大人1人の入館料をyy円とする。
(1) 高校生3人と大人5人の入館料の合計が2800円、高校生2人と大人3人の入館料の合計が1700円であることから、それぞれ式を立て、連立方程式を作成する。
(2) 作成した連立方程式を解き、xxyyの値を求める。

2. 解き方の手順

(1) 連立方程式の作成
高校生3人と大人5人の入館料の合計が2800円なので、以下の式が成り立つ。
3x+5y=28003x + 5y = 2800 (1)
高校生2人と大人3人の入館料の合計が1700円なので、以下の式が成り立つ。
2x+3y=17002x + 3y = 1700 (2)
(2) 連立方程式を解く
(1)の式と(2)の式を連立させて、xxyyの値を求める。
(1)の式を2倍し、(2)の式を3倍すると、xxの係数を揃えることができる。
6x+10y=56006x + 10y = 5600 (3)
6x+9y=51006x + 9y = 5100 (4)
(3)から(4)を引くと、
(6x+10y)(6x+9y)=56005100(6x + 10y) - (6x + 9y) = 5600 - 5100
y=500y = 500
y=500y=500を(2)の式に代入すると、
2x+3(500)=17002x + 3(500) = 1700
2x+1500=17002x + 1500 = 1700
2x=2002x = 200
x=100x = 100

3. 最終的な答え

(1) 連立方程式
3x+5y=28003x + 5y = 2800
2x+3y=17002x + 3y = 1700
(2) 入館料
高校生1人の入館料: 100円
大人1人の入館料: 500円

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