連続する3つの自然数があり、一番小さい自然数の2乗と真ん中の自然数の2乗の和が、一番大きい自然数の2乗に等しくなる。真ん中の自然数を $n$ として、(1) 方程式を作り、(2) 3つの自然数をそれぞれ求める。

代数学二次方程式整数方程式の解法自然数
2025/5/6

1. 問題の内容

連続する3つの自然数があり、一番小さい自然数の2乗と真ん中の自然数の2乗の和が、一番大きい自然数の2乗に等しくなる。真ん中の自然数を nn として、(1) 方程式を作り、(2) 3つの自然数をそれぞれ求める。

2. 解き方の手順

(1) 真ん中の自然数を nn とすると、連続する3つの自然数は n1n-1, nn, n+1n+1 と表せる。問題文の条件より、
(n1)2+n2=(n+1)2(n-1)^2 + n^2 = (n+1)^2
これが求める方程式である。
(2) (1)で作った方程式を解く。
(n1)2+n2=(n+1)2(n-1)^2 + n^2 = (n+1)^2
n22n+1+n2=n2+2n+1n^2 - 2n + 1 + n^2 = n^2 + 2n + 1
2n22n+1=n2+2n+12n^2 - 2n + 1 = n^2 + 2n + 1
n24n=0n^2 - 4n = 0
n(n4)=0n(n-4) = 0
n=0n = 0 または n=4n = 4
nn は自然数なので、n=4n=4 である。
よって、3つの自然数は n1=41=3n-1 = 4-1 = 3, n=4n = 4, n+1=4+1=5n+1 = 4+1 = 5 となる。

3. 最終的な答え

(1) (n1)2+n2=(n+1)2(n-1)^2 + n^2 = (n+1)^2
(2) 3, 4, 5

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