放物線と直線の交点の座標を求めます。座標は $(x, y)$ の形式で答え、複数の解答がある場合は「,」で区切って続けて入力します。

代数学二次関数連立方程式放物線直線交点因数分解
2025/5/6

1. 問題の内容

放物線と直線の交点の座標を求めます。座標は (x,y)(x, y) の形式で答え、複数の解答がある場合は「,」で区切って続けて入力します。

2. 解き方の手順

まず、放物線の式を求めます。放物線は xx 軸との交点が (4,0)(-4, 0)(2,0)(2, 0) の中間にある x=1x = -1 を軸に持つ上に凸の放物線です。
頂点は原点なので、放物線の式は y=a(x+4)(x2)y = a(x+4)(x-2) と表すことができます。原点を通るので、x=0,y=0x=0, y=0を代入すると、0=a(4)(2)0 = a(4)(-2) となり、aa が何であってもこの条件を満たします。
放物線は頂点が原点に来ているため、頂点の座標は(x,y)=(1,k)(x,y) = (-1, k)とおくことができ、
y=a(x+1)2+ky = a(x+1)^2 + kと表せます。
(4,4)(-4, -4)(2,4)(2, -4)を通る放物線を考えます。
y=a(x+1)2y = a(x+1)^2と置いて、x=4,y=4x=-4, y=-4を代入すると、
4=a(4+1)2=9a-4 = a(-4+1)^2 = 9a
a=49a = -\frac{4}{9}
放物線の方程式は
y=49(x+1)2y = -\frac{4}{9}(x+1)^2
となります。
次に、直線の式を求めます。直線は点 (4,4)(-4, -4) と原点 (0,0)(0, 0) を通るので、傾きは 0(4)0(4)=44=1\frac{0 - (-4)}{0 - (-4)} = \frac{4}{4} = 1 です。したがって、直線の式は y=xy = x となります。
交点を求めるために、放物線と直線の式を連立させます。
y=49(x+1)2y = -\frac{4}{9}(x+1)^2
y=xy = x
これらを連立させて、x=49(x+1)2x = -\frac{4}{9}(x+1)^2 を得ます。
9x=4(x2+2x+1)9x = -4(x^2 + 2x + 1)
9x=4x28x49x = -4x^2 - 8x - 4
4x2+17x+4=04x^2 + 17x + 4 = 0
(4x+1)(x+4)=0(4x + 1)(x + 4) = 0
したがって、x=4x = -4 または x=14x = -\frac{1}{4} です。
x=4x = -4 のとき、y=4y = -4 です。
x=14x = -\frac{1}{4} のとき、y=14y = -\frac{1}{4} です。

3. 最終的な答え

(-4,-4),(-1/4,-1/4)

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