三角形ABCがあり、AD=DB, AE=EC, DF:FC=5:6のとき、線分CFの長さを$x$とする。線分CGの長さが22cmであるとき、$x$の値を求める。

幾何学三角形相似メネラウスの定理平行線線分の比
2025/5/6

1. 問題の内容

三角形ABCがあり、AD=DB, AE=EC, DF:FC=5:6のとき、線分CFの長さをxxとする。線分CGの長さが22cmであるとき、xxの値を求める。

2. 解き方の手順

まず、線分CE:CA = 1:2であることから、メネラウスの定理を三角形ACEと線分BDについて適用する。
ADDB×BFFE×ECCA=1\frac{AD}{DB} \times \frac{BF}{FE} \times \frac{EC}{CA} = 1
問題文より、AD=DBAD=DBなのでAD/DB=1AD/DB=1。また、AE=ECAE=ECなのでEC/CA=1/2EC/CA=1/2。これらを代入して、
1×BFFE×12=11 \times \frac{BF}{FE} \times \frac{1}{2} = 1
BFFE=2\frac{BF}{FE} = 2
よって、FE:BF=1:2FE:BF = 1:2
次に、DF:FC=5:6DF:FC = 5:6である。
求めるxxは線分CFの長さである。
CF=xCF = xとすると、DF=56xDF = \frac{5}{6}x
線分CEは線分CAの半分なので、CE = 12\frac{1}{2}CA。
三角形CFEと三角形CGAは相似であるため、
CFCG=FEBG+FE\frac{CF}{CG} = \frac{FE}{BG+FE}
CF:CG=x:22CF:CG = x:22
さらに、三角形CFEと三角形DFBに着目する。
FE:FB = 1:2より
FE:BE= 1:3
CA, CBの中点連結定理より、DE平行CB
相似比は AD:AB= 1:2なので、
CB=2DE
CF:CD
CFCD=611\frac{CF}{CD} = \frac{6}{11}
CFCG\frac{CF}{CG}を求める必要がある。
三角形CFEと三角形CGAの相似比を見る
FE:GA
線分DEと線分CBは平行より、
FEFB=1:2\frac{FE}{FB}= 1:2
CDDA\frac{CD}{DA}
問題文より、AE = ECなので、Eは線分ACの中点である。
よって、CE = AC/2。
DF:FC = 5:6。
したがって、CF = (6/11)CD。
DE平行CBより、CD:CA = CE:CB。
CE = AC/2より、CD:CA = AC/2:CB。
平行線の性質より、
CG:CF = (CE+EG):CF = CE:CF + EG:CF
三角形CFEと三角形CABは相似。
CD:CA
FC:CB
三角形CFEと三角形CGBは相似。
CF:CG
66+5CD:CB\frac{6}{6+5}CD:CB
611CD:CB=12AC:CB\frac{6}{11}CD:CB = \frac{1}{2}AC:CB
CA = 2CEより
相似
CF:CG = x:22
CECA=12\frac{CE}{CA} = \frac{1}{2}
CFCD=611\frac{CF}{CD} = \frac{6}{11}
三角形ADEと三角形ABCは相似
AE:AC = 1:2
AD:AB = 1:2
CG:CF = 22:x
CFCG=x22\frac{CF}{CG} = \frac{x}{22}
DF/FC=5/6なので、DF = (5/6)x
三角形CFEと三角形CABを比較する。
CFCD\frac{CF}{CD}
三角形CFEとCDBは相似
FC = 6/11 CD
三角形CDFと三角形CAB
CFCB=\frac{CF}{CB} =
FEとDBが平行
56\frac{5}{6}
平行線と線分の比
CF:CD=6:11
DEとCBが平行なので
AD:AB = AE:AC = 1:2
よって、CD = CA/2
CD:CA= CE:CB
CE = AC/2
10
11:6
x:22

3. 最終的な答え

10

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