2次方程式 $x^2 + 2mx + 2m^2 - 5 = 0$ が異なる2つの実数解を持つとき、その2つの解がともに1より小さくなるような定数 $m$ の値の範囲を求める問題です。
2025/5/6
1. 問題の内容
2次方程式 が異なる2つの実数解を持つとき、その2つの解がともに1より小さくなるような定数 の値の範囲を求める問題です。
2. 解き方の手順
2次方程式 の解を , とします。 と が異なる2つの実数解であるためには、まず判別式 が必要です。さらに、 かつ である必要があります。言い換えると、次の条件を満たす必要があります。
(i) 判別式
(ii) (解と係数の関係から)
(iii)
(解と係数の関係を使わずに、) とおくと、
(iv) 軸の位置が にある。
(i) 判別式
(ii) 解と係数の関係より
(iii)
解と係数の関係より
または
(iv) 軸の位置が にある。軸は であるから、 。したがって、 。
(i), (ii), (iii) をすべて満たす の範囲を求めます。
と より、
さらに、 または より、