問題は、多項式を特定の式で割ったときの余りに関する条件から、定数 $a$ の値を求める問題です。特に、(2)では多項式 $ax^3 - 2x^2 + ax - 1$ を $x+2$ で割ると11余るという条件から、$a$ の値を求めます。

代数学多項式剰余の定理代入方程式
2025/5/6

1. 問題の内容

問題は、多項式を特定の式で割ったときの余りに関する条件から、定数 aa の値を求める問題です。特に、(2)では多項式 ax32x2+ax1ax^3 - 2x^2 + ax - 1x+2x+2 で割ると11余るという条件から、aa の値を求めます。

2. 解き方の手順

剰余の定理を利用します。剰余の定理とは、多項式 P(x)P(x)xcx - c で割ったときの余りは P(c)P(c) に等しい、というものです。
(2)の問題において、多項式 P(x)=ax32x2+ax1P(x) = ax^3 - 2x^2 + ax - 1x+2x + 2 で割った余りが11であることから、P(2)=11P(-2) = 11 が成り立ちます。
xx2-2 を代入して計算します。
P(2)=a(2)32(2)2+a(2)1=8a82a1=10a9P(-2) = a(-2)^3 - 2(-2)^2 + a(-2) - 1 = -8a - 8 - 2a - 1 = -10a - 9
P(2)=11P(-2) = 11 なので、
10a9=11-10a - 9 = 11
これを解いて、aa の値を求めます。
10a=20-10a = 20
a=2a = -2

3. 最終的な答え

a=2a = -2

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