まず、与えられた式を整理し、xの2次式として見やすくします。
6x2−(7a+6)x+(2a2+5a−12) 次に、定数項 2a2+5a−12 を因数分解します。 2a2+5a−12=(2a−3)(a+4) したがって、6x2−(7a+6)x+(2a−3)(a+4)を因数分解することを試みます。 6x2−(7a+6)x+(2a−3)(a+4)=(2x+pa+q)(3x+ra+s)の形になると仮定して、係数を比較します。 (2x+pa+q)(3x+ra+s)=6x2+(2ra+3pa)x+(2sa+3qa)+pra2+(ps+qr)a+qs pr=2, ps+qr=5, qs=−12 2ra+3pa=−7a−6 2sa+3qa=5a 試行錯誤によって、以下のように因数分解できることがわかります。
6x2−(7a+6)x+(2a2+5a−12)=(2x−a+4)(3x−2a+3) 確認のため、展開してみます。
(2x−a+4)(3x−2a+3)=6x2−4ax+6x−3ax+2a2−3a+12x−4a+12=6x2−7ax+18x+2a2−7a+12 これは元の式と一致しません。
もう一度因数分解を試みます。
6x2−(7a+6)x+(2a−3)(a+4) を因数分解する際、2x−2aや、3x−3aなどの組み合わせではうまくいきません。 6x2−7ax−6x+2a2+5a−12 6x2−6x=6x(x−1) 2a2+5a−12=(2a−3)(a+4) (3x−2a+3)(2x−a−4)=6x2−3ax−12x−4ax+2a2+8a+6x−3a−12=6x2−7ax−6x+2a2+5a−12