与えられた分数の分母を有理化する問題です。分数は $\frac{\sqrt{3}}{2 - \sqrt{3}}$ です。

代数学分数有理化根号計算
2025/5/6

1. 問題の内容

与えられた分数の分母を有理化する問題です。分数は 323\frac{\sqrt{3}}{2 - \sqrt{3}} です。

2. 解き方の手順

分母を有理化するために、「和と差の積」の公式を利用します。具体的には、232 - \sqrt{3}2+32 + \sqrt{3} を掛けると、(23)(2+3)=22(3)2=43=1(2 - \sqrt{3})(2 + \sqrt{3}) = 2^2 - (\sqrt{3})^2 = 4 - 3 = 1 となり、分母から根号を消すことができます。
したがって、分母と分子に 2+32 + \sqrt{3} を掛けます。
323=3(2+3)(23)(2+3)\frac{\sqrt{3}}{2 - \sqrt{3}} = \frac{\sqrt{3}(2 + \sqrt{3})}{(2 - \sqrt{3})(2 + \sqrt{3})}
分子を展開します。
3(2+3)=23+(3)2=23+3\sqrt{3}(2 + \sqrt{3}) = 2\sqrt{3} + (\sqrt{3})^2 = 2\sqrt{3} + 3
分母を展開します。
(23)(2+3)=22(3)2=43=1(2 - \sqrt{3})(2 + \sqrt{3}) = 2^2 - (\sqrt{3})^2 = 4 - 3 = 1
よって、
323=23+31=3+23\frac{\sqrt{3}}{2 - \sqrt{3}} = \frac{2\sqrt{3} + 3}{1} = 3 + 2\sqrt{3}

3. 最終的な答え

3+233 + 2\sqrt{3}

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