与えられたデータ $1, 2, 3, 4, 5$ の標準偏差を求める問題です。

確率論・統計学標準偏差統計分散データ分析
2025/5/6

1. 問題の内容

与えられたデータ 1,2,3,4,51, 2, 3, 4, 5 の標準偏差を求める問題です。

2. 解き方の手順

標準偏差を求める手順は以下の通りです。
(1) 平均を計算する。
(2) 各データについて、平均との差(偏差)を計算する。
(3) 各偏差を2乗する。
(4) 偏差の2乗の平均(分散)を計算する。
(5) 分散の平方根を求める(標準偏差)。
(1) 平均 xˉ\bar{x} を計算します。
xˉ=1+2+3+4+55=155=3\bar{x} = \frac{1+2+3+4+5}{5} = \frac{15}{5} = 3
(2) 各データについて偏差を計算します。
13=21-3 = -2
23=12-3 = -1
33=03-3 = 0
43=14-3 = 1
53=25-3 = 2
(3) 各偏差を2乗します。
(2)2=4(-2)^2 = 4
(1)2=1(-1)^2 = 1
02=00^2 = 0
12=11^2 = 1
22=42^2 = 4
(4) 偏差の2乗の平均(分散 s2s^2)を計算します。
s2=4+1+0+1+45=105=2s^2 = \frac{4+1+0+1+4}{5} = \frac{10}{5} = 2
(5) 分散の平方根を計算して、標準偏差 ss を求めます。
s=s2=2s = \sqrt{s^2} = \sqrt{2}

3. 最終的な答え

標準偏差は 2\sqrt{2} です。

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