長方形ABCDがあり、AB=5cm, BC=9cmである。BE=3cmとなる点EをAB上にとり、頂点CがEに重なるように折ったときの折れ線をPQ、頂点Dが移った点をFとする。また、EFとAQの交点をGとする。 (1) BPの長さを求める。 (2) AG:GQ:QDの比を求める。 (3) 四角形EPQGの面積を求める。
2025/5/6
1. 問題の内容
長方形ABCDがあり、AB=5cm, BC=9cmである。BE=3cmとなる点EをAB上にとり、頂点CがEに重なるように折ったときの折れ線をPQ、頂点Dが移った点をFとする。また、EFとAQの交点をGとする。
(1) BPの長さを求める。
(2) AG:GQ:QDの比を求める。
(3) 四角形EPQGの面積を求める。
2. 解き方の手順
(1) BPの長さを求める。
PC = PEであり、BC = 9cmなので、BP = xとすると、PC = PE = 9 - xとなる。
直角三角形EBPにおいて、三平方の定理より、
したがって、BP = 4cm。
(2) AG:GQ:QDの比を求める。
まず、FD=AD=9, AF=AB=5
三角形AFQと三角形CDQにおいて、
∠FAQ=∠DCQ=90°
∠AQF=∠DQC(対頂角)
より、三角形AFQ相似三角形CDQ
よって、AQ:CQ=AF:CD=5:5=1:1
AQ=CQ
つまり、QはACの中点。
ここで,AG:GQ:QDの比を求める。
点GはEFとAQの交点である。点RをAD上に、PRがADと垂直になるように取る。
BR=AP=9-4=5より、AQ//EF
したがって、三角形AGFと三角形QGEは相似である。
よって、AG:GQ= AF:QD
また、点QはACの中点であるから、
AQ:QC = 1:1
さらに,
なので計算できない。
折った図形の性質より、PQは線分CEの垂直二等分線である。また、EFは線分CDの垂直二等分線である。
三角形AEGと三角形QGCについて
∠GAE = ∠GQC
∠AEG = ∠QCG
よって三角形AEGと三角形QGCは相似
したがって AG:GQ = AE:QC = 2:(9√2/2)
= 4/9√2
(3) 四角形EPQGの面積を求める。
四角形EPQG = 三角形AEQ - 三角形AEG
3. 最終的な答え
(1) BP = 4 cm
(2) AG:GQ:QD = 計算中
(3) 四角形EPQGの面積 = 計算中